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イライラがつのる子育て〜こんな叱り方で良いの?怒鳴ってしまう前に

■育児・子育て・学校関連

寝てばかりいる赤ちゃんから、
子供がどんどん成長していくにつれ、
自我が目覚め親の言う事を聞かなくなり、
わざと意地悪したり、ワガママが増えてきます。

もちろんきちんと叱らないと危ない場面も
ありますが、普段のワガママなどの時は、
どうやって叱ったら良いのでしょうか?

叱る前に考えて!

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あなたは子供にとって全て

もしあなたがあなたのご主人や上司などから、
頭ごなしにガミガミと怒鳴られたら、
どう思いますか?

子供にとってあなたは身体だって大きいわけですから、
ものすごい圧力感を与えてしまいます。

そして子供にとってあなたは全て

あなたが食事を与え、あなたが着替えをさせて、
あなたがお買い物やお散歩に連れて行ってくれる人。

子供がワガママで言う事を聞かなくても、
子供はあなたが自分にとって必要な人で、
あなたがいないと生きていけないと
わかっています。

そのあなたから叱られると、心に傷が残って
トラウマになってしまうのです。

あなたも人間

子供にとってあなたはスーパーウーマン
かもしれませんが、あなただって人間です。

怒りたい時もあれば、パニクる時もあるし、
大声で泣きたい時だってあります。

ですが大人の世界にも「売り言葉に買い言葉」
と言うのがあるように、怒った時にすぐ行動したり、
言葉に出したりしてはいけません。

怒った時に出てくる言葉は、
本当のあなたではない時が多いからです。

アメリカのセラピストは、子供を叱りたくなったら、
まず深呼吸して5秒でも10秒でも良いから、
心を落ち着かせなさいと言います。

あなたの言葉や行動がお手本

子供がギャーギャー言いながらダダをこねていたとして、
あなたも怒鳴ったとすると、子供ももっと泣き叫んで
しまうでしょう。

あなたが子供のワガママに我慢できずに、
叩いてしまったとします。

子供はあなたの行動から、怒った時は
相手を叩いて良いんだと学びます。

あなたの子供に、
怒りがこみ上げてきた時に怒鳴って叫んだり、
相手を叩いたりする人間になって欲しいですか?

怒りをためない

子供を叱りたくなる時は、少しずつの怒りの
積み重ねの場合も多いものです。

子供が何度言っても同じ事を繰り返すと、
イライラしてついに叱りたくなるのです。

その最初にイラっとした時怒りがたまる前に、
「ママちょっとタイムアウト欲しい!」
とか言って1,2分だけでも違う部屋に行くように
しましょう。

良くアメリカでは、
枕に顔を埋めて叫ぶと楽になる
と言うママが多いですよ。

怒りがたまると叱った時に、
自分でも思わなかった言葉を発したり、
行動に出たりします。

その一歩手前で、自分にタイムアウトを与えましょう。

なぜ叱りたいのか?

アメリカのセラピストは、
子供を叱りたくなったら、
まず言葉や行動に出す前に、
なぜ自分は怒っているのか耳を傾けよう
と言います。

「なぜ私はこの子を叱りたいの?この子のどこに腹がたつの?」
と色々自分に問いかけて、頭の中で考えている間に
気持ちが冷静になるのを待つのです。

エスカレートすると覚えておいて

あなたが怒った時に自分の気持ちを相手に話していて、
どんどん気持ちが高まった経験はありませんか?
そうなんです。

人間は自分の怒りを外に出す事で、
その怒りがエスカレートしてしまうと言われています。

叱り方

静かな声で

声を荒げて叱るよりも、
子供の目線まで腰を下ろして、
目を見つめながら、ゆっくり静かな声で、

子供になぜその事がダメなのか説明した方が、
ずっと効果的です。

静かな声を出す事で、
自分の怒りを落ち着かせることもできます。

あなたが悲しくなると伝える

「ダメ!」とか「やめなさい!」と頭ごなしに
叱られても、子供は何がいけないのか、
なぜこうゆう事をしたらダメなのかが、
理解できません。

「これをしたら、怪我するでしょ。そしたらママはすごく悲しくなるよ。」
「これは人に迷惑がかかるから、ママはすごく困るんだよ。」
みたいな感じであなたが困ったり、
悲しくなってしまう理由を伝えて、
やってはいけない事を理解させます。

子供は親を困らせる事は基本的にしたくないのです。

いつも親が喜んでいる顔を見たいのですから、
この言い方は効果があります。

同じ事をされたら、どう思う?

例えば子供が暴れていたとか、
何かを振り回していたとします。

子供に「やめなさい!」と言っても
又しばらくすると繰り返します。

そうするとママがイライラしてきて、
もっと子供を怒ってしまうという悪循環になりますね。

このような時は、
「誰かが棒を振り回して、OO君に当たったら痛いよね?だからやめようね。」
のように自分が同じめにあうと、どう思うのか?をわからせる事が、大切です。

まとめ

基本的に正しい叱り方なんてないと思って良いでしょう。

あなたも親から怒られた事を今でも覚えていたりしませんか?
それは少なくともあなたが親から得た、トラウマなのです。

親は子供のためを思って叱りますが、子供はそれがわかりません。

できれば怒らず、叱らずにほめながら育てていきたいものです。

叱りたくなったら、
「こんな事で叱る価値があるのかな?子供の心に一生傷をつける、価値があるのかな?」
と考えてみましょう。

ですが何を試しても怒りを抑えられない事が続く場合は、
カウンセラーに相談しましょうね。

プロのカウンセラーに助けられた人もたくさんいるのは事実です。

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