私達の環境に、少しでも良いように
生活していきたいと思うのは、
誰でも同じだと思います。
日常の生活でエコ商品を使い、
リサイクルする事もその一つです。
ですが投資の分野でも、
エコなファンドがあるんです。
投資しながら、環境に貢献できるのは
素晴らしい事ですね。
それではそのエコファンドについて、
今回はみていきましょう。
エコファンドって?
エコファンドとは、環境問題に積極的に
対策をしている企業の株式などに、
投資する事を言います。
例えば環境に優しい省エネ技術や、
節水が出来る製品の開発、自社の廃棄物を
徹底的に管理している会社などです。
エコファンドの人気の秘密って?
その会社が環境に興味を示し、
環境に優しい技術や製品を扱っていれば、
世界中で環境に力を入れているのですから、
将来的に期待ができるというところにありますし、
環境にそこまで力を注げる会社は、
経済的にも健全な会社だと言えるからです。
そしてそのような会社に投資する事で、
自分も世界環境に何らかの形で、
貢献している気持ちになるからです。
リスクもある
環境問題に取り組む会社だからといって、
必ず安全で安心な投資だと思ってはいけません。
他の投資信託のように、リスクも生じる
投資信託商品です。
そして投資先が環境問題だけに絞られると、
かえってリスクが高くなるという場合もあります。
日本でのエコファンドは?
日本で第1号のエコファンドは、
「日興エコファンド」で1999年8月に設定以降、
たった4ヶ月で1000億円の投資が集まりました。
この金額に到達するまでは、
アメリカのKLDファンドが10年、
イギリスのジュピターファンドは7年
かかったのですから、日興エコファンドの人気は、
世界でもまれに見るものだと言えます。
その他には、「安田火災グリーン・オープン」
「興銀第一ライフ・アセットマネジメントのエコファンド」
「UBS日本株式エコファンド」などがあり、
各々の企業がエコファンド市場に参入しています。
エコファンドへの考え方の変化
ですが現在ではエコファンドが、
下火になってきているのが事実です。
その要因には、「エコファンドは、環境の事を
考えてはいるが、投資リターンが少ない」という
認識が定着してしまったからです。
そのような事から、最近ではエコファンドから
「ESG投資」と呼ばれるようになりました。
このESG投資では、環境に重きを置きながらも、
投資リターンも大きいという考えです。
まとめ
投資をする時には、その時の流れに
乗ってしまわないで、自分は何に投資したいのか、
いつ頃までにいくら投資リターンが欲しいのか、
などを考えながら自分に合った投資をする事が重要です。
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