私も両親にとって娘だったわけで、
私の両親は男の子も育てたのですが、
いつも女の子は複雑だ!と言われていました。
幼稚園入学のための面接で先生に
「誰があなたのお友達?」
と聞かれて私のぬいぐるみの名前を言ったら、
先生と周りの大人たちみんなに
笑われた事が気に入らずに、
私はずっとその日機嫌が悪かったのを
自分でもまだ覚えています。
小さかった私は先生に聞かれた事に
正直に答えたのに、どうして笑われたのか?と
納得いかなかったんですね(笑)
そんな事を私の両親からも良く例題に出されて、
複雑な子供だったとか言われますが、
本当に女の子って複雑なのでしょうか?
私も娘を育ててきましたが、全くそうは思いません。
それでは親として女の子を育てる上で、
どのような事に注意すれば良いのでしょうか?
女の子は引きずる
私が先生や大人たちに笑われた事を
ずっと忘れられないように、
女の子は傷つきやすく引きずりやすいと
言えるでしょう。
私の娘が幼稚園の時に先生からの
「大人になったら何になりたい?」という質問に、
みんなは「お花屋さん」とか「犬猫病院の先生」
とかでしたが私の娘だけなぜか「うさぎになりたい。」
という答えでした。
子供たちは笑っていましたが、
その時の先生の対応は素晴らしく
「OOちゃんだったら、とっても可愛いうさぎちゃんになれるわよ。」と
おっしゃってました。
もちろん家に帰ってからも私は、
娘のうさぎになりたい!という理想を
笑ってバカにしたりしませんでしたよ。
私が経験して傷ついたから、その気持ちが良くわかるからです。
その後娘が野菜嫌いで食べたくない!なんてグズった時に、
「うさぎちゃんは、お野菜大好きなんだよ〜!」って
感じで使えましたけどね(笑)
女の子は感情がデリケートなようで、
誰かに傷つけられるとずっと忘れずに
引きずる事があります。
別に割れ物を扱うように接さなくても
良いのですが、自分がされたり
言われたりして嫌な事は、
子供だからといって安易に考えて、
口に出したりしないようにしましょう。
自信を持たせる
今の時代は女の子が、
自分に自信を持つのが難しい世の中です。
例えば学校から宿題を持ってきて、
「ママここわからないから、教えて。」と
言われた時に、すぐに教えるのではなく、
ちょっとヒントを与えて自分で考えるチャンスを
与えましょう。
自分で何かをやり遂げる事が出来ると、
少しずつ自信がついてきます。
「女の子だから、これは無理よ。」なんて親が
最初から子供の成長を妨げるような事はしないように!
女の子だって男の子のようなスポーツが好きだったり、
何かを作り上げる工作が得意だったりするのです。
信じられませんが私が小学校の頃は、
女の子はお裁縫とお料理の授業があり、
男の子には小さな家具を作れる技術の
授業などに分かれていました。
女の子はこうすべき、男の子はこれが出来なきゃ
いけないと言う時代だったのですね。
私はお料理が好きでしたがお裁縫が
大嫌いだったので、男の子と一緒に「椅子」を
作れたらなあ〜とか思っていました。
親としての役目はその子の好きな事や
得意な事を見つけて、それをのばしてあげる事が
大事です。
男の子だから女の子だからという境界線は、
さほど気にしなくて良いでしょう。
親がいつも応援してあげる
前のサブジェクトに類似しますが、
女の子だって釣りに行きたいとか、
野球をやってみたい、サッカーをやってみたいと
言うかもしれません。
そんな時に絶対に親が
「あなたは女の子なんだから、バレーボールとかテニスにしたら?」
なんて言わない事。
子供が自分の好きな事をやっていて
幸せになれる事をみつけるまで、
親がどんどん色々な事にチャレンジ
させる事です。
私も高校を卒業間近にですが、女性は運転が下手だから運転免許証
とらない方が良いよ、と周りから言われる時に
両親から「あなたなら大丈夫。トライしたかったらやってみたら?」と
言われたのでやってみました。
自動車学校に通いだしてすぐに運転が
大好きだとわかり、運転免許証を最短時間で
取れたのです。
その後もちろん通勤にもですが、
結婚して子供ができてからの
保育園への送り迎えや、
急な子供の病気での病院通いなど、
本当に運転免許証を持ってて
良かったと思う事が多く、
私が高校の時の両親の励ましに感謝したのです。
こんな風に女の子ってちょっとの後押しが
必要な時があると思うのです。
「勇気出して頑張ってみて!」みたいな応援って、
女の子にはすごく大事な気がします。
健康なイメージを植え付けてあげる
特に女の子にはこれってとても大事な事で、
「痩せてなければならない。」みたいなイメージを
植え付けないようにしましょう。
「あなたって本当に可愛い!」
「何を着ても素敵よ。」などと
いつも小さな事でも褒めてあげる事をお勧めします。
ただでさえお友達やメディアなどの影響で
「もうちょっと背が高かったらな」
「もっと鼻筋が通ってたらな」
「もっと痩せてたらな」
とちょっとした事で「美しい女性」は
こうなければならない、と勘違いしがちです。
あなたはそのままでも充分綺麗よ!と
親が教えてあげる事です。
まとめ
男の子に比べると女の子は、繊細かもしれません。
でも親が女の子に自信をつける事も、
傷つける事も出来るのです。
おおらかで前向きな女の子に育つように、
いつもあなたがサポートして、
色々な事へ導いてあげる事が大事だと言えます。
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