昔は自分もお年玉を貰っていたなぁと懐かしく思い出す一方で、社会人になると今度は自分が親戚の子供にお年玉を渡す立場になります。
新年早々の出費はちょっと痛いですが、「お年玉をあげる意味」について考えてみると、少し気持ちも変わってくるかもしれません。
■お年玉の由来とは？中国から伝わった風習だった！
お正月になると「お年玉をあげる」という習慣がありますが、そもそもの由来はどこから来ているのでしょうか。
実は中国の旧正月に行われる『圧歳銭（あつさいせん）』という風習がルーツと言われています。これは未成年に限らず、大人も含めて「めでたいことがあったとき」にお金を渡す習慣で、日本のご祝儀に近い感覚です。
中国では赤い袋にお金を入れて渡すのが一般的で、年齢に関係なく贈られる点が日本と大きな違いです。もし日本でも大人が普通にお年玉をもらえる文化だったら…なんて考えると少し羨ましくなりますよね。
■お年玉は何日までに渡せばいい？
うっかりお年玉を準備し忘れてしまうこともありますよね。では、お年玉は何日までに渡すのがマナーなのでしょうか？
一般的には三が日までに渡すのが正しいとされています。ただし、最近では冬休み中であれば「お年玉」として受け取ってもらえるケースも多いです。
どうしても手持ちがない場合は、コンビニATMで引き出したり、ポチ袋を用意したりと工夫が必要です。間に合わなかったときは「お小遣い」として渡すのも一つの方法です。
■まとめ
お年玉は子供にとって嬉しいイベントですが、あげる側にとっては新年早々の出費でもあります。
しかし、これは「自分が今まで貰ってきた分を返している」と考えると、少し気が楽になるかもしれません。
親戚が多い場合は冬のボーナスを使い切らずに残しておくなど、計画的に準備しておくと安心です。新年のご挨拶とともに、お年玉を渡して気持ちよく一年をスタートさせましょう。
