どうしてこんなに育児って
イライラするのかって思いませんか?
子供は親のイライラボタンを押す天才!
いつもは穏やかな私でも、
一気に爆発してしまいます。
でも八つ当たりされた子供は可哀想。
出来れば子供に当たらずに、
育児をやっていきたいものです。
今回は落ち着いてできる子育て方法について、
お話ししていきます。
イライラするのは当たり前
どんな親でも子育て中は、イライラするものです。
怒りがこみ上げてきて当然。
子供が泣き叫んで言うことを聞かない時、
何度言っても同じイタズラをする時、
下の子供がやっと寝たのにわざと起こすような大声や音を出す時などなど、
数えきれません。
そんな毎日なのですから、イラついて当然なのです。
親だって人間なのですから。
でもこれがエスカレートしてしょっちゅう怒鳴ったり、
手を出すようであればあなたの心の状態の
バランスが崩れていると言って良いでしょう。
それだけではなく、八つ当たりされた子供に
悪影響を与えます。
その時だけならまだしも、
時には一生その子の心に傷を残してしまう事もあるのです。
そこまで自分をイライラさせてしまうのは、
何を隠そう自分自身だと気付く事が大切です。
もちろんギャーギャー泣き叫ぶのは子供ですし、
「イヤイヤ」反抗するのも子供、
眠たそうなのにグズって寝ないのも子供です。
ですがそれはあなたをわざわざ怒らせるためにしているのではなく、
イライラさせているのは自分なのです。
反対に言うと、そのイライラをコントロールできるのもあなた。
怒りを爆発させて子供に八つ当たりするのもあなたですが、
そこに行く前に気持ちを落ち着かせて、
穏やかに子供に対応できるのもあなたです。
その時にあなたがどっちのママを選ぶかに限っています。
子供も一人の人間
あなたのお腹に10ヶ月もいて、大変な思いをして産んだ子供です。
子供はあなたが創り上げた素晴らしい1つの命。
抱きしめてみればわかります。
ドックンドックンいってる心臓や、
身体の温もりが伝わってくるはずです。
その子はまだ小さい命かもしれませんが、
れっきとした一人の人間です。
あなたがその子がする事全てを、
自分の思う通りにさせるは不可能です。
あなたが産んだ子供でもその子一人一人に自我があり、
やりたい事、やりたくない事、
得意な事、嫌いな事
があると覚えておいて下さい。
気持ちの準備をする
子供と向き合う前に
「今日もグズるだろうな。」
「今日もイヤイヤ続けるだろうな。」
「今日も口答えするだろうな。」
と自分の気持ちに準備をさせておく事です。
「イライラし出したら、子供の安全を確認して、皿洗いをやってみよう。」
「カーッときたら、ポケットにあるチョコを食べよう。」
とか何でも良いので、こうされたらこんな処置をとる、
と心の準備ができていれば、自分の感情のコントロールが簡単になります。
時間に余裕をもつ
子育ては毎日、時間との戦いと言っても良いくらいです。
もう直ぐ出かけないといけないから、
「子供に着替えをササッと済ませなきゃ」とか
「もう直ぐパパが帰ってくるから、ちゃんと片付けなきゃ」
など色々です。
このように押し迫った場面になると、
親でなくても人はイライラします。
なので時間に余裕を持って、
ゆっくり子供が時間をかけても
ママがイライラしなくて良いように、
早めに着替えをさせ出すとか、
オモチャを早めに片付けさせるなどを試して、
時間に支配されないようにすると、
子供に八つ当たりしなくて済むのです。
お腹を減らさない
ママだけでなく人はお腹が減っていると、
イライラソワソワすると言います。
なのでアメリカの企業では、上司に何かを頼みに行く時は、
上司がランチを済ませた午後にしなさいと言われています。
そのくらい人はお腹が減っている時と、
満足している時の決断力に違いが出てくるそうです。
忙しいのはわかりますが、
いつもエナジーバーやナッツ類、チョコレートや飴玉、
おしゃぶり昆布やスルメなどのスナックを、
手の届く場所に置いておくようにしましょう。
自分に置き換える
あなたがイライラするのも、
子供の事を思ってのことだと思います。
子供が危ない事をしたら心配だから、
ついつい大きな声を出してしまう事でしょう。
ですが、
「自分が子供だとしたら、どんな風に育ててもらいたいかな?」
と考えてみて下さい。
ガミガミ言われるより、
優しく落ち着いた声で言われる方が聞きたくなると思いませんか?
あなたが子供の時はどうだったでしょう?
あなたのお母さんは、あなたにいつも怒鳴っていましたか?
いつも八つ当たりして叩かれたりしましたか?
子供の目線になって、考えてみることです。
子供も上手にやりたいし、何でもサッサと済ませたいはず。
でもそれができなくて当たり前。
それが子供なのですから。
まとめ
子供に八つ当たりしないために1番忘れられがちで大事なことは、
あなた自身を大切にしてあげることです。
何でも詰め込むだけではいけません。
ちゃんと吐き出す時間と場所が必要なのです。
世のママたちも自分を休ませる、
と言うことが1番苦手だと思います。
ですがママが充分休養して笑顔でいるからこそ、
子供も穏やかでいられるのです。
ママの気持ちに余裕があると、
子供にも八つ当たりしなくて済みます。
この事を頭において、
いつも自分自身をねぎらってあげて下さい。
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