子供ってどうしてこんなに言うことを聞かないんでしょうね?
子供が赤ちゃんの頃は、
自分は母親としてお手本にならなければ!
と頑張っていくつもりだったのに、
食事になると椅子に座るのを嫌がって、
床に寝そべってみたり
歯磨きしなさいというと逃げ回ったり
公園から帰るよと言うとギャーギャー泣き出したり
夜寝かしつけようとするとグズり出したり…。
気持ちは優しくしようと思っていても、
言っても聞かないから、だんだん声が高くなっていって、
ついには怒鳴ってしまう。
そして後でこんな親になるはずじゃなかった、
と一人で落ち込むという毎日。
これって私の子供だけなの?
それは違います。
子供が言うことを聞かないと言う悩みは、
世のママたちみんなが経験してきている事の1つです。
だからアメリカにも、
大流行になった子供に言うことを聞かせる本があります。
今回はそれを元にどのような方法があるのか、見ていきましょう。
短い一言で促す
子供だって毎日、
「食べた後のお皿は、シンクに持っていきなさいって言ったでしょ!」とか、
「ご飯食べる時は、ちゃんと座って大人しくして食べなさい!」とか
いちいちクドクド言われると、
わざと反対の事をして嫌がらせしたくなったり、
聞こえないふりしたくなるものです。
クドクド言い続けるよりも、
子供にちょっと思い出させるように例えばご飯を食べ終わったら、
「お皿!」と短く一言いってシンクを指差すとか、
夜歯磨きの時間になったら
「歯磨き!」と言って洗面所を指差すなど、
はっきり短く済ませてみましょう。
子供に動機を与える
子供はロボットではないので、
毎回命令された通りに動くわけではありません。
親が何かをして欲しければ、
子供にそれをしようかなと思わせる
動機を与えることが大事です。
例えばオモチャを片づけないので親が何度も
「ほら!オモチャ片付けなさいって言ったでしょ!」と
言っても子供にとってはうるさいだけ。
これをこんな風に変えてみます。
「レゴをね、踏んづけるとすごく痛いのよ。
オモチャが散らかってると、パパやママがつまずいてこけちゃうかもしれない。
OO君は優しいから、パパやママに怪我させたくないよね。
じゃあオモチャ片付けてみようっか。」
などと導いていくようにします。
食事の時に好き嫌いがあるとしたら
「この食べ物はね、OOちゃんが食べてくれるととっても嬉しいの。
だからOOちゃんのお腹に入ったら、お返しにO Oちゃんを元気にするよって言ってるのよ。」
のような感じで動機をつけて、促していきます。
子供にも決断させる
よく子供をお散歩に出す時に帽子を被せようとすると、
嫌がって帽子を放り出すことがありませんか?
以前は私もついつい
「ほら、陽にやけるでしょ!」と怒鳴っては被せ、
子供は嫌がって放り出すの繰り返しでした。
こんな時は
「じゃあ公園に行っても良いから、公園に着いたら帽子かぶる?それとも今被る?」
と聞いてみます。
「公園行ってから!」と子供が答えたとすると、
自分で決めた事柄なのでやらなきゃいけないと
思うようになるのです。
このように親から命令されるばかりでなく、
子供にも決断させるようにもっていくと、
自分で決めたことにまで反抗できないなと思い出すのです。
ママはいつでも聞いている
例えば子供同士で遊んでいてオモチャの取り合いで喧嘩になり、
子供があなたに
「〇〇ちゃんがオモチャ貸してくれない!」と
訴えにきたとします。
あなたが
「それくらいのことでうるさいわね。」
なんて相手にしないと、
もっと不満がたまってお友達との喧嘩が
悪化するかもしれません。
どんなに些細な事でも子供にとっては
大きい問題なのですから、
ママはいつも聞いてくれるという
態度を示すことが大事です。
「そうなの。それは頭にきただろうね。
ママがタイマーセットしておくから、このアラームがなったら、
交代で使うようにしようね。」
とルールを作ってみるなどの対策をほどこしてあげます。
そうすれば子供は
「ママはいつも僕の味方だ。いつも話しを聞いてくれる。」
と理解するので、あなたの言うことも聞こうという
体制が自然にできてくるのです。
ご褒美も与える
親が言うことを聞かない子供のことばかりに気をとられて、
「なんで言うこと聞かないの!」
「どうしてこんな事するの!」
なんて怒られるばかりだと、子供だって毎日楽しくありません。
例えば子供がもっとテレビ観たい!とわがまま言ったとしたら、
「わかった。じゃあ歯磨いておいで!そしたらこの次まで観て良いから!」
「オモチャ片付けたら、このお菓子あげるからね!」
などのご褒美も用意しておくのです。
そのことで歯磨きや後片付けがとても楽しい事になり、
親が言った事を聞くと良いことがある!
と思えるようになるのです。
このような事はすぐには効果があるとは限りません。
親も子供と一緒にじっくり構えて、
繰り返しあきらめずにやり続けることが大切なのです。
まとめ
子供はロボットではなく感情があるのですから、
毎日ガミガミ言われると嫌になるのが当たり前です。
それを避けるためにも、いつもママは子供の聞き役になる事と、
短くはっきりした言葉でやる事を促す。
そしてご褒美も与えてあげるなどのことが大事です。
いつも怒鳴って怒ってばかりいる自分に
嫌になる毎日より、子供に動機付けをし
決断させながら親としてコントロールして
いくことが大切ですね。
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