小学生に入って学校生活が始まっても、
朝から学校に行きたくない!と泣くお子さんに
悩んでいるママはいませんか?
私の子供はおかげで楽しく学校に行ったのですが、
私本人がしょっちゅう泣いて親を困らせた子供でした。
そんな時に知らずに親が子供にやっている
やってはいけない事と、子供をスムーズに
学校に行かせるコツなどをお話ししていきます。
小学生の子供が朝から泣く時にやってはいけない事
・おどす
「そんなに泣いていたら、学校に行っている間におもちゃ全部捨てちゃうわよ!」
なんて言っていませんか?
これは子供に対してのおどしになります。
小さい子供の気持ちを傷つけて、
トラウマになる可能性もあります。
無理強いする
「何があっても学校には行かなきゃならないの!」
「あなたが学校行かないとママが仕事行けないでしょ!」
などのように子供が朝泣いている時に、
学校はどんな事があっても行かなきゃならない場所、
と思わせる事は良くありません。
子供が本当に体調が悪くても、
親に言えなくなる可能性があります。
何かでつる
「お利口さんに学校へ行ったら、今夜おもちゃ買いに連れていくよ。
「ちゃんと今靴履いてくれたら、アイスクリームあげるから!」
このように物やお菓子でつると、子供は味をしめて
「泣けばご褒美がもらえる」と思い、泣きやむ事を
しなくなります。
どうすれば子供が泣かなくなるのか?
それでは子供が朝学校に行く時に泣いたら、
どのように親として対応すれば良いのでしょうか?
親は笑顔で明るく送り出す
私が朝泣いていた日は決まってパパが送り出してくれた日でした。
なぜかって?
私は大のパパっ子でパパが大好き!
ひと時もパパとは離れたくなかったのです。
パパもそれを察したのか、毎回私を見送る時に
ウルウルして可哀想な顔をしていたのです。
子供としてはパパも私と離れて寂しいんだ!
と思うはずですよね。
そりゃあ大泣きしましたよ(笑)
なので親は子供を学校へ送り出す時は、
明るく笑顔で「行ってらっしゃい!」と
はっきり言ってあげる事です。
面白いゲームなどをして送り出す
例えば低学年の子なら、手遊びや
指人形などを使って朝送り出すのも効果的です。
高い高いをしてバイバイしたり、指相撲してから
行ってらっしゃいしても良いですね。
子供の顔に笑顔を与えてから、
学校へ行かせると泣く回数が減ってきます。
私が小さい時はいつもママが「こちょこちょ」と
くすぐって送り出してくれたので、
ママの時は泣かずに行けました。
あなたの備品を一つだけ持たせる
アメリカのセラピストは、朝学校に行く時に泣く子供に
親がしていたヘアクリップやハンカチなど、
親を思い出せる備品を一つ持たせると、
一日中安心して学校生活が過ごせると言っています。
学校側が許可する範囲の備品であれば、
これは良いアイデアだと思います。
時々それを見ながら子供は、
気持ちを落ち着かせるのでしょうね。
学校で楽しい行事がある事を話す
「今日は大好きな体育があるね〜」
「今日の給食は、〇〇君の大好きなメニューだよ!」
のように何でも良いので、学校でも楽しい事が
待ってることを子供に気付かせましょう。
ポジティブな行事を毎日考えさせていると、
学校自体が楽しい場所だと思えるようになり、
泣く回数が減ってくるのです。
子供によって学校に慣れる期間が違う
兄弟姉妹でも一人一人性格が違うように、
それぞれの子供によって学校生活に慣れるのに、
時間が違ってきます。
他人と初めて会った時に子供がどのように反応するかで、
その子の生活がわかるかもしれませんね。
知らない子とでもすぐに話しかける事ができる子供より、
日頃から知らない人に挨拶するのをこばむとか、
ママやパパの後ろに隠れたりする子だったら、
学校に慣れるまでの時間がかかる可能性があります。
私の知り合いのお子さんでも何ヶ月も毎朝
泣いた子がいたようですが、半年ほどしたら
友達もできて楽しく登校するようになったそうです。
時間がかかるから悪いという事ではなく、
それが子供の今の性格なので親は様子を見ながら、
焦らずに落ち着いて対応しましょう。
学校の先生に自分の子供の得意な事が何か聞く
学校の先生に連絡して、授業でも遊びでも
何でも良いのであなたの子供が好んでしている事が
何か聞いてみましょう。
算数が得意な子国語が好きな子、
校庭の鉄棒が上手な子色々あると思います。
朝送り出す時に、
「今日も鉄棒楽しんでおいで!」という感じで
子供が学校で好きな事ができるんだと思わせましょう。
どうしても泣き止まない時は
毎日毎日学校に行くのをこばんで泣き止まない時は、
セラピストに相談してカウンセリングを
受けてみるのも良いかもしれません。
どうして学校が嫌なのか、
どうして親と離れるのが嫌なのか、
プロの立場から問題を見つけて
それに対する解決法のアドバイスをくれます。
そしてもし学校でのいじめなどが発覚した場合は、
すぐに対応して学校側と相談しましょう。
子供のためにも泣き寝入りは、いけませんよ。
まとめ
子供が小学生になっても学校に行く朝泣く時に、
親がやって良い事といけない事をご紹介してきました。
いけない事は、
「おどす」「無理強いする」「物でつる」
良い事は、
「笑顔で送り出す」「手遊びなどをして送り出す」
「あなたの備品を持たせる」「学校での楽しい行事の話しをする」
などがわかりました。
それぞれの子供によって学校生活に慣れるまでの時間に
差がありますが、どうしても泣き止まない時は
プロのセラピストを訪れる方法もおすすめします。
そのカウンセリングからもしかするといじめの実態が、
浮かび上がってくるかもしれないのですから。
コメント