これから出産を迎えるママ!
赤ちゃんと逢える楽しみと不安で、
複雑な心境だとお察しします。
私もそうだったので、とても良くわかりますよ。
神様が人間を創り上げる時に、
女性は赤ちゃんを産む事ができるよう
痛みに強い精神を与えたと言われています。
不安がらなくても大丈夫!
産婦人科からお産を軽くする
呼吸法なども教えられているでしょう。
お産が始まったらあなたと一緒に赤ちゃんも、
この世に産まれてこようと頑張っているのですから、
あなたがしっかり支えてあげましょうね。
立ち会いをお願いする
私の時の陣痛は、3日間続きました。
陣痛の痛みって下腹と腰の痛みがどーんと重なって、
なんとも言えないんですよね。
その痛みがくる感覚がどんどん短くなっていって、
いよいよお産が始まるわけです。
その陣痛が始まって産婦人科に行った最初の日、
「まだ感覚が短くないから家に帰って良いよ」と
言われて戻されました。
その日から私の母がずっとついていてくれて、
身の回りのことを全てやってくれていました。
2日目にもうダメだ!と思って
産婦人科に行ったのですが、
それでもまだまだと言われて自宅に逆戻り。
やっと3日目で本格的なお産の始まりです。
分娩室には夫の立ち合いをお願いしていたのですが、
仕事で来れなかったので夫の代わりに
実母がついていてくれました。
そもそも予定日より2週間も遅れての出産で、
初産だったので子宮口が開かずに「陣痛誘発剤」が
投与されました。
その後何度かプッシュしている間に私は、
ほんの少しの間失神してしまったのです。
お産の痛みからではなく陣痛が3日も続いたため、
全く睡眠がとれず過労からでした。
慌ててドクターが呼ばれた時に
私も気を取り戻しましたが、
なかなか赤ちゃんが出てこないので
子宮口の両脇をカットされました。
でも痛みなんて全く感じませんでしたよ。
もうお産の間って頭にアドレナリンが
走っているというか、
ものすごいハイになってる感じなので、
痛みはほとんど感じません。
その後ドクターの吸引のヘルプも加わってやっと出産。
その出産の間はずーっと母が私の手を
握っていてくれたのですが、
私がプッシュする時も母まで一緒に
力んでいましたし、
何度も「大丈夫。もうすこしよ。頑張って!」と
声をかけてくれていました。
それに私がプッシュしていた時に
母の手をものすごく強く握りしめちゃったみたいで、
後になって母の手にいっぱい私の爪の跡がついていました。
でも母もそんな痛みは、
全然感じなかったと言っていました。
赤ちゃんを産んでからすぐドクターに
「産道がすごく傷ついているから縫っておくね。
子宮口も綺麗に縫っておくから。」
と言って処置してくれたようですが、
その縫われている時も全く痛みを感じませんでした。
これって何なんでしょうね?
とにかくお産中って身体全体がしびれているような、
何とも言えない感覚なんですよ。
私にとっては、
人間の命をこの世に産み出す大仕事をやり遂げている
わけですから、なんだか痛みなんてちっぽけな事のようでした。
あと私の弟夫婦のお産の時のお話しをしてみます。
弟はお産に立ち会うのに最初から積極的で、
弟のお嫁さんがお産の日に弟は仕事の休みをとって、
つきっきりで夫婦でお産を済ませました。
この時に弟は、
「本当に立ち会って良かった。
お産の様子を見て初めてこんなに大変な思いをして、
子供を産んでくれてる妻に感謝の気持ちが湧いてきた。
産まれてきた我が子をみると、
すぐその時から父親になったんだ、
自分の大事な家族をどんな事があっても守ると思うようになるよ。」
と父親としての実感が得られると言っていたのを、覚えています。
自分たちが創り上げた愛しい命の誕生の瞬間を、
夫婦で一緒に経験できると
2人の絆も深まるというものです。
私の場合も母の応援の声と、
いつも家族がそばにいてくれてるという安心感から
痛みの緩和にも繋がったと思います。
帝王切開でも、産まれた赤ちゃんが未熟児でも大丈夫!
私の母は、私と私の弟の2人を帝王切開で産んでいます。
私の母がお産をする体力がなかったのと、
高齢出産だったからのようです。
帝王切開では普通分娩のような痛みは
伴わないと言われますが、
出産後にゆっくり安静にする事が大事です。
ただでさえお産は大変な体力を消耗しますが、
帝王切開は手術をするわけですから、
産後無理をすると普通分娩のママよりも、
リカバリーが遅くなる事があるからです。
そして産まれてきた赤ちゃんが未熟児でも、
過度の心配はいりませんよ。
私も未熟児で産まれてきましたが、
産婦人科から退院してからは
普通の赤ちゃん同様に、すくすく育ちました。
昔から「小さく産んで大きく育てよう」という
いわれがあるくらいですし、
特に今の優秀な医学のおかげで未熟児への対応は
安心できるものになっています。
まとめ
初産のママが一番不安を感じるのは、
お産の時の痛みに自分が耐えられるかしら?という事でしょう。
最近のテレビやメディアで観られるような
お産の映像で、死にそうな痛みみたいに放送されますが、
これってオーバーなんです。
心配はいりません。
あなたなら大丈夫!母は強しって言うでしょ。
私の場合はつわりがひどかったので、
「二度と子供は産まない!」と思ったのですが、
赤ちゃんがスポっと産まれた後の
あの身体全体が感じる開放感は忘れる事が出来ずに、
また赤ちゃんが欲しいなあと思ってしまうほどでした。
もし可能なら、
ご主人でも誰でも良いのであなたの気の許せる家族の方に、
立ち会いをお願いしましょうね。
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