誰でも、子供の時に夜の暗闇はとても怖いものと
おびえませんでしたか?
一旦、お化けなどを想像し始めると
止まることなく恐怖心はどんどん増大
していきます。
その結果、とても寝るのが怖かったと覚えている
人は多いはずです。
そこで、子供が寝るのを怖がる原因と対処法をお話しします。
対処法の基本は「安心感」なので、子供の思いを
よく理解して安心させるようにすることで問題は
解決するはずですよ。
子供が寝るのが怖いという理由は?
皆さんも子供時代に寝るのが怖いと思った経験が
ありますよね。
その時のことを思い出せば、
子供が寝るのを怖がる理由が良く分かります。
自分の経験を思い返してみると、何が怖かったかと言うと、
じっと天井の木目を見ていると木目から何かが現れて
襲いかかりそうに思ったこと。
壁の中や押入れから
恐竜が現れてくるのではないかと
怖くて布団の中に潜り込んだことです。
一旦、木目が得体の知れない生き物に見えると、
どんどん天井全体にその生き物が増えていくと
いった風に想像が膨らんで怖くて目がさえて
眠れませんでした。
さらに、子供もストレスや不安感にさらされて
いてその影響で夜寝るのが怖くなるという
こともあるのです。
その上、子供は日中した体験を元とした
悪夢を見やすい傾向があります。
子供がなかなか眠れない時に「お化けが出るよ」と
いうような脅かしの言葉をよく親は使いますが、
そのような言葉を使うと子供の心にしっかりと
残り悪夢の原因になるので使わないように
したほうが良いです。
そして、寝る前には子供の脳を刺激しないためにも
テレビを見ない、ゲームをしないようにさせて
静かに眠りにつかせるようにします。
子供が夜に怖いという時の対処法
子供が怖い夢を見た場合は、親は決して否定しない
で子供の話をよく聞いて頭の中に焼き付いた
恐怖のイメージを取り除くようにしてあげます。
そのためには、子供に夢の内容を絵に描かせて、
それを子供の前で破って「退治」してやるという
ことも効果的な方法です。
さらに、子供が寝る前に部屋まで一緒に行き
何もいないことを子供の目の前で確認してやり
子供にしっかりとした安心感を与えるように
するのも良い方法です。
1番のポイントは、子供に守られていて安心できる
という気持ちを持たせることです。
さらに、
ナイトライトをつけるなどして真っ暗闇にしない
ようにし、子供のお気に入りのぬいぐるみと一緒に
寝かせるのも良いですね。
また、親にとって心配なのが「夜驚症」で、
主に3歳ぐらいから12歳までの子供によく見られ
ます。その症状は、
夜中に突然怖がって起きて
しがみついたり夢中歩行したりしますが、
親がなだめても本人は眠ったままの状態なので
反応を示すことはありません。
この症状は、
治療方法は確立されていませんし子供の成長と
共に症状は治まっていくので症状がでた際には
親は子供を安心させるように努めます。
まとめ
子供は日中の出来事などから刺激を受けて、
悪夢を見やすい傾向にあります。その上、
子供の想像力は驚くほどすごいものです。
ですから、睡眠前には子供の脳を刺激しないように
静かに過ごさせるように心がけると良いです。
また、ナイトライトをつけておき、子供のお気に入りの
おもちゃと一緒に眠らせるのも子供を眠らせるために
効果的な方法です。
ですが、1番大切なのは、親が子供の不安を
否定することなく理解してやり安心感を
持たせることです。
自分は、しっかりと親に守られているということが
わかれば子供は安心して眠ります。
気になる「夜驚症」ですが、この症状も安心感を
持たせることで解決できますし成長と共に症状は
なくなります。
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