私が子育てしてきた時も仕事と育児の両立は、
辛いなあと思っていました。
でも最近のワーママはもっと違った意味で、
大変さが増しているとアメリカの育児カウンセラーは
言います。
では一体どんな面で育児と仕事が辛いと
感じるのでしょうか。
そしてその辛さを吹き飛ばす対策なども、
教えていただきました。
最近のワーママで大変な事って?
子供のアレルギーの増加
今の若いママが持つ子供たちは、昔の子供たちに
比べてグルテンアレルギーやそばアレルギー、
デイリーフードのアレルギーなど様々な食品に
対するアレルギーが2倍以上にも増えています。
毎日食べさせる食事だけでなく、外食時や保育園、
学校でもアレルギー症状が出ないか気持ちが休まる
暇がありません。
ヘルシーな食品をいつも与えたいと思っても、
スーパーに行けばたくさん目うつりするお菓子が並び、
子供に与えられない食べ物が多いのが事実です。
パソコンや携帯の普及
私が子育て中でもパソコンや携帯はありましたが、
今のようにほとんどの子供が携帯を持つまでは、
普及していませんでした。
自分の子供が携帯やパソコンで何をやっているのか、
ネットいじめにあっていないかなど昔にはなかった
心配事です。
治安の悪化
昔よりずっと治安が悪くなり、物騒な世の中に
なりましたね。
私が子供の頃は夜一人で歩いて塾から帰っても
危険な事はなかったのに、今ではそんな事は絶対に
できないでしょう。
近くの公園でお友達だけで遊んでいても平気だったし、
ご近所の付き合いも親密だったので、みんなで
助けあえたものです。
今ではお隣りの人に会った事もない人がほとんどで、
子供を安心して遊ばせる場所が減ったと言えます。
職場での人間関係
最近の職場の人間関係は、昔よりずっと複雑で
ピリピリした状態と言って良いでしょう。
一人一人の発言力も増してきたので、
育児をしながら仕事をするママには、
肩身の狭い思いをする事が多いのも事実です。
いつまでもママは学んでいる
子供が2人、3人と増えると知っている事や
慣れている事もありますが、その子によって
性格も違うし、体質も全然違ってきます。
ママというのは、何回やっても何年やっても
勉強の連続なのです。
だからその子に対してどう対応して良いかわからずに、
ストレスを抱えたり悩んだりするのです。
辛いママへの対策
静かな時間を作る
子供がいるといつもオモチャの音や叫び声などで、
静まる事がありません。
自分一人で静かになれる時間を作りましょう。
瞑想しろ!とは言いませんが、そんな時間はないわよ、
と言うママにも例えば通勤の車の中などでも子供が
いないと、シーンとする時間が作れますよね。
こんな風に静かな時間を自分でクリエイトして、
見つけ出すのです。
そうすればリラックスしてきて、頭がクリアに
なってきます。
頭が落ち着いてクリアでいれば、仕事にも育児にも
集中できてストレスがたまりにくくなるのです。
時にはズルして夫に育児を任せる
時には嘘でも良いので、仕事を持って帰ってきた
フリをしてみましょう。
「私、今日は仕事済ませないといけないから、
子供達をお風呂に入れて寝かしつけてね。」
なんて感じです。後は部屋にこもって、
あなたが好きな事例えばネットサーフィンや
ネットショッピング、何でも良いので楽しんじゃい
ましょう。
こんな些細な時間が、どれだけあなたのストレス発散
になるかわかりませんよ。
大人としゃべろう!
おしゃべりってとってもストレス発散になるのは、
ご存知ですよね。
でもこれが子供たちに髪の毛引っ張られながらとか、
隣りでギャーギャー叫ばれながらでは、反対に自分に
ストレスを与えてしまいます。
職場でもお友達の家でも良いので、何気ない事を
好きなだけおしゃべりしましょう。
邪魔が入らずにおしゃべりできる事って、脳にすごい
パワーを蘇らせてくれるのです。
どうしても仕事に行きたくない日は!
たまにはどうしても仕事に行きたくない日がありますよね。
そんな日は子供を保育園や学校に出してから、
「子供が熱を出した!」と言って休んじゃいましょう。
時には誰にも邪魔されず、好きなだけお昼寝したり
ゆっくりショッピングを楽しみたいものです。
そうやって1日リフレッシュして、また明日仕事と
育児にやる気が出てタックルできるのです。
自分の収入があるから、何とか大丈夫と言い聞かせる
もしあなたのご主人が大病をして働けなくなっても、
とりあえずしばらくの間はホームレスにならずに
済みますよね。
それはあなたが働いているおかげです。
そのようなもしもの時のために自分は頑張っているんだ!
と言い聞かせればやる気が増してきます。
気分を落ち着かせてくれるものにお金をかける
今アメリカでは日本の昆布茶が大ブーム!
気分を落ち着かせストレス発散になって、
ダイエット効果もある優れものだと大好評です。
他にも女性ホルモンを補給できる大豆製品を
いつもストックしておくなどして、心の安定を
はかりましょう。
まとめ
以上アメリカの育児カウンセラーがすすめる辛いママへの対策法は、
・静かな時間を作る
・時には夫に育児を任せる
・大人とおしゃべりする
・仕事を休む
・もしもの時のために働いている!と言い聞かせる
・身体に良い食べ物にお金をかける
などがありました。
そして一番大切な事は、どうしても辛いと思った時は
遠慮せずに誰かに頼る事だと言っています。
プロのカウンセラーでも良いし、ご両親やお友達、
ご近所の人、それでなかったら本を読んだり、
インターネット上で何かに頼るのも良いでしょう。
絶対にほっとかないで、誰かに助けを求める事を
忘れないようにしましょうね。
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