双子を授かるのは喜びも2倍ですが、ひとりの赤ちゃんの妊娠、
出産とは異なる点も多いです。
注意する点を知ることでストレスを軽減させることが出来ます。
注意する点をご紹介しましょう。
●入院準備と出産準備は早めにしましょう
双子妊娠の場合、早産になってしまうリスクが高いので、
出産予定日の前に入院して、必要な治療を受けたり、
安静にしてリスクを回避することが多いです。
早い人は妊娠8か月くらいから長期入院になってしまう
こともあるので、入院準備、出産準備を早めにしておきます。
入院に必要なものはバックに入れて、いつでも持ち出せる
ようにしておきます。
双子の場合、帝王切開になることが多いので、
印鑑も忘れずに持って行きましょう。
退院するとすぐに双子の育児が始まります。
双子ちゃんが生まれてから買い物に行くのは難しいので、
体調の良い時に少しずつ買い揃えるようにしましょう。
オムツや粉ミルクは消耗品なので、あっという間になく
なります。
双子なので消費するスピードも速いです。
通販などを上手に利用して自宅に届けてもらうようにします。
ママが使う、母乳パッドや悪露のための生理用品はパパに
頼みづらいので、多めに用意しておきましょう。
また、上の子がいる場合は、預け先を探しておきます。
パパが自宅にいる場合は、連作先やゴミ捨てや公共料金の
支払いなどメモして貼っておくと良いでしょう。
●管理入院、出産について知っておきましょう
人は誰でも、知らないことは怖いのです。
わからないまま管理入院になってしまったり、
出産の日を迎えたのでは不安が大きく、時にパニックを
起こしてしまうこともあります。
事前に雑誌やネットで知識を得ておきます。
<管理入院>
双子の場合は切迫早産になりやすいです。
双子を妊娠した場合、リスクを回避するために管理入院となる人がほとんどです。
母体や赤ちゃんの状態によって、治療したり、安静の程度が
異なります。
無理をしないことが一番なので、医師やスタッフの指示に従います。
<出産>
自然分娩の場合は、陣痛や破水、おしるしからスタートします。
双子の場合は計画的に帝王切開となることが多いです。
出産の流れなどを把握しておきましょう。
自然分娩なら5日程度、帝王切開の場合は10日間くらい
入院となります。
■双子を妊娠!酷い腰痛がある時の改善方法
妊娠中は、便秘やむくみ、腰痛などのマイナートラブルに
悩まされる妊婦さんが多いです。
特に腰痛は「マイナーってなに?」って言いたくなる
くらい辛いです。
妊娠後期になるとお腹がせりだしてくるので、つい、
お腹を突き出して背中を反らせた姿勢になりがちです。
双子を妊娠している場合はひとりを妊娠している
ママよりもお腹が大きくなるので、腰痛に悩まされる
ママが多いです。
腰痛対策は
・市販の湿布薬はNG
・整体院、ハリなどの受診は慎重に。
・お腹が膨らんできたら、骨盤ベルトや妊婦ガードルを付ける。
・なるべく横になる。
・腰周辺を温める。
・楽な姿勢で寝る。
妊娠している場合は湿布薬や塗るタイプの薬は成分によっては
赤ちゃんに影響するので、使用できません。
産院で処方されたものだけ使用するようにします。
整体院などの受診も慎重にしたほうが良いです。
従って、骨盤ベルトをする、温める、楽な姿勢を探すと
言った工夫をするしかありません。
ひどい場合は産院に相談しましょう。
■双子妊娠の後期!しんどい時の対処法
双子妊娠の後期はとにかく”無理をしないこと”です。
大きなお腹で動くのもままならないでしょう。
無理をして、立ちっぱなしの姿勢や重いものを持つ、
高いところのものを取る、足元のものを取るのも控えます。
買い物はネットスーパーなどを上手に使って、
最小限の家事にとどめ、なるべく体を休ませます。
出来ないことを数えるよりも、今できることを探しましょう。
例えば、かわいいベビー用品の通販サイトを探す、
足湯やハーブティでリラックスするなどです。
■まとめ
双子妊娠の後期は切迫早産のリスクが高く、様々な
マイナートラブルにも悩まされがちです。
お腹の赤ちゃんに影響する恐れがあるので、自己判断での
市販薬の使用は避けます。
多くのママは、妊娠出産の大変さは覚えていても
リアルな痛みは覚えていません。
時期が来れば終わることなので上手に乗り切りましょう。