猫に近づいて「フッ~」って言われたこと
ありませんか?
見知らぬ人が近づいてきたから、猫が
“危険”を感じて威嚇しているだけなんです。
ツンデレな感じが良いとか、
人に媚びないところが良いとか
色々あるけど、癒されるって感じる人も
多いはず。
それはなぜなんでしょうか・・・。
実は、それには理由があるんです!
猫に癒やされる理由
人が猫に癒しを感じるのは、猫が出す
「ゴロゴロ」音にあるようです。
ゴロゴロ音は嬉しい時、怪我をした時や
危険を感じた時、母猫と子猫の
コミュニケーションの時など色々な場面で
鳴らすんです。
ゴロゴロ音の周波数は、25~150Hz(ヘルツ)で
人が聞き取れる周波数でいうとかなり低周波です。
活動している時、ストレス・緊張している時
には交感神経がはたらいていて、休息・体の
修復をしている時、リラックスしている時は
副交感神経がはたらいている状態なんです。
20~50Hzの音は、体の緊張をほぐす
副交感神経をはたらかせる効果があります。
それを人間が聞くと血圧が下がったり、
不安を和らげたりする効果やポジティブ思考
にする効果のあることがわかってきている
そうです。
癒しだけではない猫の凄さ!
猫が出すゴロゴロ音は「副作用のない薬」とも
呼ばれていて、心臓発作を起こすリスクや
心筋梗塞で亡くなるリスクを軽減したり
骨の治癒を早めたりするそうです。
猫は昔から骨折が早く治るといわれていて、
ゴロゴロ音が回復を早めているのかも
しれません。
人の骨折治療では1〜3MHz(メガヘルツ)
ぐらいの周波数の超音波を当てるけど、
1993年には25〜50Hzの振動が
ウサギの骨折の治癒を早めたとの報告も
あるようです。
でも、じつはゴロゴロ音のメカニズムは
ナゾだらけなんです。
幼いころから家で犬や猫を飼っていると、
将来的に喘息につながる感染症にかかる
リスクも低下するらしいです。
猫の脳って人間の脳と9割近くも同じ構造を
しているって知ってましたか?
記憶や感情などをコントロールする
大脳皮質が発達しているので「感情が豊か」
なんだそうです。
なんだか意外な感じがするけど、自由気まま
で集団行動をしないところが
“あの人に似てるな~”なんて想像すると
確かに似てるかもと納得できますね。
まとめ
癒し効果だけではなく、人の健康にも役立つ
なんて猫ってスゴイですよね。
動物を飼うなんて面倒!
ぬいぐるみで良いかな♪
と思っていた人も、猫と触れ合ってみては
いかがでしょうか。
きっと疲れた心と体を癒してくれるでしょう。
猫は気まぐれで人になつかないと思われて
いるけど、食事やトイレなどしっかり
お世話をしていると、ちゃんとなついて
くれますよ。
飼い始めたら、最後まで責任を持って
お世話してあげてください。
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