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シングルマザーで貧乏な子育てをした頃~不安も幸せもいっぱいだった

■育児・子育て・学校関連

まだ私の子供が3歳の時に離婚し、

シングルマザーとして子育てをしてきた私です。

 

 

ギャンブル癖があった前夫からの養育費などは、

もちろん1円ももらえるはずもなく、

自分一人で子育てができるのか不安でいっぱいでした。

 

 

毎月給料日前には冷蔵庫は空っぽで、

私も子供もご近所のお年寄りから頂いた

さつまいもだけを食べる事もありました。

 

 

私も子供も貧乏でしたが、

心はとてもリッチに育ったと誇りにさえ思います。

 

 

 

小さな事にも感謝する子になった

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お金持ちの子供が物事に感謝しないと

言っているわけではなく、

私の子供がどんな風に育ったかを

お伝えしていきます。

 

 

 

私の子供も他のお子さんと同じで、

学校のお友達が持っている流行りの物を欲しがったり、

夏休みなどにディズニーランドや旅行などに

行きたがりました。

 

 

贅沢なものを与えない親御さんも

たくさんいらっしゃるでしょうが、

うちではそのような贅沢品の前に

生活が苦しかったので、

何1つ与える事が出来ませんでした。

 

 

お休みともなればお金のかからない

子供が喜ぶ場所に、いつも連れて行っていました。

 

 

公園にある噴水なんて夏の最高のお遊び、

夜はホタルを見に行ったり、

普通に星空を一緒に眺めて

「ただのプラネタリウム!」とか

言って楽しみました。

 

 

その頃からセカンドハンドショップがあったので、

そこでただ同然のオモチャや洋服を買ったものです。

 

 

 

子供はバカではありません。

 

 

毎日の生活を見てきて

自分のうちが貧乏だとわかっています。

 

 

時々ご近所やお友達からいただくお菓子や、

ケーキ焼いたけどお一ついかが?なんて時には、

子供の目がキラキラ輝いて「ありがとう〜」と

近所のおばさんにハグして喜んだりしていました。

 

 

ママ友にお洋服や靴のお古をいただくと、

とっても喜んで擦り切れるまで大事に大事に

使っていました。

 

 

 

自分で何でもできるようになる

 

 

まず私が自分で必要にかられて

何でも自分でやるようになりました。

 

 

例えば子供の洋服が破けたら、

縫って穴をふさがないといけないし、

いただいた野菜は全て芯まで使うレシピを

考えつくようになります。

 

 

子供も他の子供のようにたくさんオモチャが

あるわけではないので、

外で拾った小枝や葉っぱなどで

自分で色々オモチャを作っては

遊んでいました。

 

 

何でも大事に使いますし、

食べ物を残すなんて事はありませんでした。

 

 

好き嫌いなんて贅沢だからです。

 

 

 

何かを食べられるだけで感謝し

嬉しいと思うので、

私が作ったものは何でも子供は

美味しい美味しいと食べてくれましたよ。

 

 

 

無駄使いをしない子になった

 

 

シングルマザーで貧乏だと子供は

わかっているので、

私が頼まなくても子供は自分で率先して

家事のお手伝いをするようになりました。

 

 

スーパーに子供と一緒にお買い物に行っても、

安売りの時間や場所を知っていて、

定価ではほとんど買い物をしませんでした。

 

 

子供も欲しいものが定価だと、

安売りになるまで待つようになったのです。

 

 

小学生なんて恥ずかしさを知りませんから、

スーパーのお姉さんと仲良くなって、

「これはいつ安くなる?」とか聞いていましたね(笑)

 

 

 

子供との時間のクオリティーが高い

 

 

これもお金持ちのお子さんと親御さんの時間が、

どうのこうのと言っているのではありません。

 

 

私と私の子供が過ごしてきた時間は貴重で、

いつも笑いが絶えませんでした。

 

 

いつもスキンシップを大切にして、

今でもハグは忘れません。

 

 

お金がない分愛情を人一倍与えていたと

言っても良いでしょう。

 

 

 

愛情のほかにあげられるものがなかったからです。

 

 

 

思いやり深い子になった

 

 

私の子供が実際に貧乏な生活をしてきたので、

他の人の痛みも理解できるのでしょう。

 

 

大人になった今では、

自分が使ったものや洋服は

全部綺麗にとっておいて、

セカンドハンドショップに売りに

行っています。

 

 

少しお金が入るだけでなく、

貧乏な人に格安で使って欲しいという

願いがこもっています。

 

日本で津波があった時も

何度も寄付をしていましたし、

地震があった時もお友達と寄付を

募って募金していました。

 

 

地元のシェルターに暇さえあれば

ボランティアに行き、

ワンチャンたちの散歩に連れて行ったり、

うんちで汚れたクレイトのお掃除をしたり、

人や動物の手助けをするのが

楽しくて仕方ないようです。

 

 

いつか子供に

「本当にあなたは優しいわね。頭が下がるわ。」と言ったら、

「私にはママの愛情があって、住む場所もあって幸せいっぱいに育ってきたけど、

火事や地震、津波なんかで全てを失った人は本当に大変だと思うから、

何かをしてあげたいの。

それに人間に捨てられた動物は、私の愛情をいっぱいあげられるしね。」

と言っていて貧乏だったけど、

良い子に育ったな〜と嬉しく思ったものです。

 

 

人の痛みがわかる者は、

人へ危害を与えないと言われます。

 

 

なのでもちろん子供が学校時代も

大人になってからも、

他人にいじわるを言ったりしたりした

とこをみた事がありません。

 

 

思いやりというのを教えるのは、

とても難しい事ですが、

貧乏な生活の中で私の子供に芽生えた

心だと言えるようです。

 

 

 

まとめ

 

 

それに私の背中を見て育ってきたので、

子供はきちんと勉強して学校を出て、

良い職につかないと貧乏になると思ったようで、

私と同じような失敗は繰り返していません。

 

 

私が何も言わなくても勉強していましたし、

おかげでしっかりした職につく事が出来ました。

 

 

この面は私が何も言わなくても、

子供が自分で身をもって学んだようです。

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