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なんで年末に大掃除をするのか。その意味って知ってる?

大掃除意味 掃除・洗い物

年末はなにかと忙しくて、寒い時期。

 

 

なにもこんな時期に大掃除をしなくてもいいじゃない?

と思う人もいるでしょう。

 

 

いや別に、春や秋の大掃除がダメと言っている訳ではないのです。

 

 

年末の大掃除は、ちゃんと意味があったのです。

 

 

ご紹介しましょう。

 

 

大掃除の由来は平安時代。実は大切な儀式だった!?

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掃除の語源は、神仏の場所を清めることです。

 

 

清潔な場所に神仏が宿ると考えられているからです。

 

 

このような考え方は仏教とともに飛鳥時代に伝わりました

 

 

最初は宮中の貴族に普及し、庶民にも掃除が広まったのは

平安時代と考えられます。

 

 

12月になると、テレビで神社仏閣での「すす払い」の

様子が報じられますね。

 

 

これは、1年間に仏像や神殿に溜まったすすやホコリを

落とす物理的な意味だけでなく、

「1年の厄や穢れを落とす」精神的な意味合い

込められています。

 

 

そのために、今でも重要な儀式として、各地域の神社仏閣で

行われているのです。

 

 

家庭では「歳神様」をお迎えするための大切な行事と

されています。

 

 

大掃除をしないと運が逃げると言うのは、

清潔なところに神様が来られるので、

汚いと歳神様をお迎え出来ないから

なんですね。

 

 

 

大掃除いつまでに行うべき?

大掃除意味

 

 

お掃除はいつまでに行ったらいいでしょうか?

 

 

門松やしめ飾りなどのお正月飾りは、

12月28日までに行うのが良いとされています。

 

 

29日は9が苦に通じることから避けます。

 

 

30日や31日は「一夜飾り」と言って、嫌われます。

 

 

お正月飾りは「歳神様を迎える準備ができました」の意味で

飾り、歳神様はお正月飾りを目印にされます。

 

 

つまりは、大掃除を済ませてから、門松やしめ飾りを飾るので

12月28日までに済ませる必要があります。

 

 

12月はお歳暮や年賀状、仕事も忙しいので、小分けにして

大掃除を行う必要があります。

 

 

いっぺんにやろうとするから、途中で疲れてしまって

中途半端になってしまうのです。

 

 

掃除の原則は、「上から下」「奥から手前」です。

 

 

「上から下」と言うのは、昔はハタキやほうきを使って

掃除をしていました。

 

 

先に床を掃除してから、天井などにハタキを

かけるとまたホコリが落ちてしまい、二度手間になります。

 

 

二度手間にならないよう、まずは天井や照明器具のホコリを落とし

それから床を掃除します。

 

 

二階建て、三階建てなら最上階から

掃除をします。

 

 

奥と言うのは玄関から遠いところからという意味です。

 

 

これも手前の部屋から掃除をすると、奥の部屋のホコリが

移動して、二度手間になるからです。

 

 

もうひとつ提案したいのが、片付けと掃除を同時に行わないことです。

 

 

両方いっぺんに行うから、収拾がつかなくなるのです。

 

 

年末年始はゴミの収集もお休みになりますので、

せっかく片付けてもゴミと一緒に年越しをしないように、

年末のゴミ収集日をチェックして、先に片づけをした方が賢明です。

 

 

古新聞や古雑誌は溜まりやすいものです。

 

 

出来れば、スクラップはすぐにして、溜まったら即捨てるようにします。

 

 

新聞杯売店に販売店よっては、古紙を回収してくれるところもあるので

確認してみましょう。

 

 

子供の服やおもちゃは使えなくなっても処分しづらいものです。

 

 

保育園や児童館などでバザーを行っていることもあります。

 

 

ひとまとめにして、バザーの時期に提供できるようにしておきます。

 

 

片づけが終わったら掃除です。

 

 

ベランダや庭の掃除は天気の良い時に行った方がラクです。

 

 

窓ガラスを拭く時は、カーテンも洗った方がやりやすく、

汚れがつきません。

 

 

天気の良い日にカーテンを洗い、その間にガラス窓を

拭くと手間がかかりません。

 

 

台所は油汚れなど、しつこい汚れが多いです。

 

 

換気扇をはずして洗剤につけ置きしている間に、

台所のほかの場所を掃除すると動線が少なくなって

疲れにくくなります。

 

 

小さいお子さんでも大掃除はお手伝いをお願いしましょう。

 

 

「キレイになると気持ちがいいこと」

「キレイにして、お正月をお迎えすること」

それを実感できれば、片づけや掃除の習慣が身につきます。

 

 

実は小学校でトラブルが多いのは掃除や片付けです。

 

 

なぜ掃除をするか意味がわからないためにサボってしまったり、

なかには転がってしまったボールを片付けるのを嫌がる子供も

いるとか・・・。

 

 

日頃の行いが大切なのです。

 

 

 

まとめ

大掃除意味 (2)

 

 

大掃除が庶民に広まったのは平安時代のことで、1年に溜まった

すすやホコリを取り除き、厄や穢れを清める大切な儀式です。

 

 

家庭では、キレイにして歳神様をお迎えする準備をします。

 

 

大掃除は12月28日までに行います。

 

 

掃除を終えてお正月飾りを飾るためです。

 

 

ゴミの収集日をチェックし、まず片付けることから先に行い

「上から下」「奥から手前」を原則に大掃除をすると効率的です。

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