まえがき
近年では都内でも雪が積もる日が増え、雪かきに追われる人が少なくありません。せっかく雪かきをしても、またすぐ積もって無限ループ…。さらに腰や膝を痛めてしまえば、外に出られなくなる危険もあります。この記事では効率よく安全に雪かきをするコツをご紹介します。
結論
雪かきは「お湯を使う場所を見極める」「小まめなタイミングで行う」「体全体を使って作業する」ことが大切です。道路にお湯をまくのは危険ですが、車の雪を溶かすなど限定的に使えば効率的に作業できます。さらに夜のうちに部分的に雪かきをしておけば、朝の負担を大幅に減らせます。
本文
雪かきにお湯はNG!ただし車には有効
道路や庭にお湯をかけて雪を溶かすのは危険です。一時的に溶けても再凍結してアイスバーンになり、転倒リスクが高まります。さらにガス代・水道代がかさみ、雪かきどころではなくなります。
一方で車の雪を溶かす場合には、お湯を有効活用できます。大きめのやかん1杯を用意し、フロントガラスとリアガラスにかけてからエンジンを20分ほどかけておけば、雪は自然に溶けていきます。その間にスノーダンプで周囲の雪を片付ければ一石二鳥です。
体を痛めないスノーダンプの使い方
スノーダンプを腕だけで押そうとすると腰を痛めやすくなります。
ポイントは腕ではなく体全体で押すこと。膝を軽く曲げ、体重移動を使って前に押し出すと、無理なく効率的に雪を運べます。力任せではなくリズム良く作業するのがコツです。
雪かきのベストタイミング
雪かきは5cm以上積もったら実行するのがおすすめ。夜のうちに1回雪かきをしておけば、翌朝の作業量を減らせます。
ただし、豪雪地帯では1日3〜4回の雪かきが必要なこともあり、深夜に作業するのはご近所迷惑になるので21時頃までに済ませるのが理想です。
降ったばかりの雪は軽くて扱いやすいため、小まめに雪かきをする方が腰や膝への負担も軽減されます。
まとめ
効率のよい雪かきのポイントは以下の通りです。
- 道路や庭にお湯はNG。車に限定して使えば効率的
- スノーダンプは腕ではなく体全体で押す
- 5cm積もったら雪かき!夜に部分的に行えば翌朝が楽
雪かきは体を痛めやすい作業だからこそ、工夫次第で負担を減らせます。正しい方法を取り入れて、安全に冬を乗り越えましょう。