子供の成長は早いと言いますが、
赤ちゃんの頃の成長は目を見張る
ものがあります。
産まれてまもなく母乳やミルクから
栄養を摂取していたのが、
6ヶ月頃から食事を取り始めます。
が、お母さんにとっても離乳食作り
は初めての事。
始めはどのくらいあげたらいいのか
食べる量がイマイチ分からない。
そんな疑問を持つお母さん達の参考になるように、
月齢ごとの離乳食の量をお教えしますね!
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離乳食を始める時は、おもゆから10倍かゆ
と始めて、どんどんおかゆの固さを
お米の固さに近づけていきます。
食べ物をすりつぶしたものをごっくんするこの頃を
「離乳食初期」といいます。
そしてやわらかい固形のものをもぐもぐと舌で
潰せるようになる頃を「離乳食中期」と呼びます。
生後8ヶ月頃が離乳食中期です。
中期になると、食事の回数を
1日2回に増やします。
では1回の食事の量はどれくらいか。
まずは【主食】
7倍かゆの固さで50gです。
大さじでいうと3~5です。
ですのでお子さんのお茶碗に半分くらいの
量が目安です。
次に【野菜や果物】
よく煮て柔らかくしたり
すりつぶしたものを20g。
大さじ1~2です。
【肉や魚】は加熱をして
ミンチ状にして10g。
量としてはお刺身1切れ程度です。
【豆腐】は加熱し、30~40g。
大さじ2~3です。
【卵】は全卵で約1/3程度。
卵黄だけでは1個です。
【ヨーグルトなどの乳製品】は
お砂糖の入っていないものを50g。
大さじ3~5です。
離乳食中期は初期に比べて食材が増えたり
食感が変わってきたりする時期です。
赤ちゃんもその変化を感じて
食べむらが出てきたりするので
お子さんの様子をみてあげて下さい。
食後に母乳やミルクをあげるので
離乳食の完食にそこまで
こだわらなくても大丈夫です。
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生後11ヶ月になると、離乳食も
後期に入ってきます。
後期の離乳食は歯茎でつぶせるくらいの
ご飯を食べる「かみかみ期」になります。
食事の回数も大人と同じで1日3回にします。
この頃になると、お子さんも
好き嫌いが出てきて、離乳食を食べるのを
嫌がったり、もっと欲しがったりします。
その子に合わせてあげてみて下さいね。
では、離乳食後期の量を紹介します。
【主食】
5分かゆ程度のやわらかさで80~90g
大さじ4~5ですのでお子さんのお茶碗
1杯くらいの量が目安です。
次に【野菜や果物】
煮て柔らかくしたり
細かく切ったものを30g。
大さじ2~3です。
【肉や魚】は加熱をして細かくほぐしたり
ハンバーグ程度に形成して15g。
量としてはお刺身1切れ~2切れ程度です。
【豆腐】は加熱し、40~50g。
大さじ3~4です。
【卵】は全卵で約1/2程度。
卵黄だけでは1個です。
【ヨーグルトなどの乳製品】は60g。
大さじ4~6です。
離乳食を食べているので母乳やミルクの
量も減ってきているかもしれません。
が、子供が欲しがるならあげても構いません。
後期だと子供が自分でつかんで
食べたり、遊び食べを覚えたりする
ので、お母さんとしてはちょっと大変に
なってきます。
ですが、親と同じ回数で
同じような物を食べられるようになって
くる時期でもありますので、一緒に
食べられる喜びもあると思いますよ。
ただし、離乳食を食べる時間を決めて
遊びだしたら終わりにするといった
メリハリをつけましょう。
そうすることでご飯は遊びではないと覚えますよ。
まとめ
離乳食、中期~後期の量を紹介しました。
離乳食作りはお母さんにとって
とても大変な事だと思います。
しかし、お子さんには必要な離乳食ですので、
その時期にあった目安の量を気にして
あげてみて下さいね。
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