「なぜ太るのかわからない」と言う人がいます。
ですが、原因もなく太る訳はありませんので、
原因は必ずあります。
なぜ太ったのかわからないと対処法を
間違ってしまい、リバウンドの原因に
なりますので、原因をきちんと把握しましょう。
太る原理はなに
太る原理はとてもシンプルです。
摂取カロリー>消費カロリーとなっていて、
消費しきれなかった分が脂肪として体内に
溜まってしまうのです。
太る原因は次の3つです。
・栄養のバランスが悪い
・基礎代謝が低い
・日中の運動量が少ない
ひとつずつ確認をしましょう。
栄養のバランスが悪い
摂取カロリーが多くても太りますが、
栄養のバランスが崩れていても太ります。
栄養のバランスを整えることで、
痩せますし、健康も手に入ります。
人類にとって必要な栄養素は、たんぱく質、
脂質、糖質(炭水化物)、ビタミン、
ミネラルで、五大栄養素と言います。
1つの食品でこの栄養素を全て満たすものは
ありませんので、たくさんの種類の食材を
食べることが必要です。
基礎代謝が低い
基礎代謝とは何もしない状態で消費する
1日のエネルギー代謝の量です。
筋肉量が多ければ、基礎代謝があがります。
年齢とともに筋肉量は落ちますので、
何もしなければ基礎代謝も落ちます。
以前と食べる量が変わっていないのに太る
ということになります。
日中の運動量が少ない
学生の時は体を動かす機会が多いですが、
事務職の仕事をするようになると
運動の機会が減ります。
普段の生活もエスカレーターやタクシーを
使わずに階段を使ったり歩くようにする
だけでも違います。
運動習慣のない人が急に運動をするのは、
ハードルが高いです。
そこでお勧めなのが、ウォーキングです。
少し遠くのスーパーへ歩いていくなどの
目的があると続けやすいです。
天気が悪いなどウォーキングが出来ない時に
ぴったりなのが掃除です。
家の中でひとりで筋トレは
なかなかできませんが、
掃除ならひとりでもいつでもできます。
ダイエットにもなるし、
家の中もキレイになって一挙両得です。
なぜ太る?そんなに食べてないのに?
「そんなに食べていないのに、なぜか太る」と言う人もいます。
大食いをしているつもりがないのであれば、
食べ方に原因があると考えられます。
食事を抜いている
前日に食べ過ぎたから、痩せたいから
と言って食事の回数を減らす人がいますが、
これは間違いです。
食事を抜いてしまうとエネルギーが入って
来ないかも?と体が判断し、本能的に
エネルギーを確保しようと代謝を抑えて
しまうからです。
また、食事を抜くと血糖値が低下します。
血糖は体を動かすエネルギーなので
血糖値が低下すると体に悪影響を与えます。
体がだるくなったり、脳も機能低下するので、
ぼんやりしたりイライラします。
ダイエットしたいなら、食事の回数を減らす
のではなく、食事の量を減らしましょう。
好き嫌いが多すぎる
好き嫌いなくなんでも食べられるのが理想
ですが、そんな人は稀です。
例えば、きゅうりは嫌いだけれど、
他の野菜は食べるなど、ごく限られた
好き嫌いは問題になりません。
が、魚が嫌い、野菜が嫌いなど
範囲が広くなると栄養バランスが崩れてしまいます。
調理方法や味付けを工夫して栄養バランスが
崩れないようにしましょう。
早食いである
脳が満腹を感じるまでにタイムラグがあります。
早食いをしてしまうと、
脳が満腹を感じる前に食べ終わってしまい、
ついたくさん食べてしまうのです。
丼ぶり物やカレーライスなど
一皿で完成している料理はかき込んで
食べたりと早食いになりやすいです。
また、ご飯の量が多くなりやすく、
野菜が少ないなど栄養のバランスも
よくありません。
ご飯+メインのおかず+副菜を基本として、
ゆっくりと噛んで食べるメニューを
選びましょう。
濃い味付けが好き
塩、しょう油、ソース、味噌など、
全ての調味料には塩分が含まれていますので、
濃い味付けを好んでいると
塩分の取り過ぎになってしまいます。
塩分の取り過ぎはむくんでしまい、太って見えます。
また健康被害の恐れもあります。
ショウガやゆずなどを上手に使うなどの
工夫でうす味でも、満足できます。
太る原因がわかれば対処法も間違いません。
食習慣を見直して見ましょう。
まとめ
太る原因がわからないと言う人もいますが、
原因は必ずあります。
きちんと原因を把握しないと対処法を
間違ってしまい、リバウンドしてしまう
こともあります。
太る原理は、
「摂取カロリーが多い」
「基礎代謝が低い」
「日中の運動量が少ない」
です。
「そんなに食べてないのに太る」という人は、
「食事を抜いている」「好き嫌いが多すぎる」
「早食いである」「濃い味付けが好き」
以上のいずれかに当てはまっています。
原因をしっかりつかんで対処をします。
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