「そんなに食べていないのに太る」
と言う方の中には、食べ物には注意していても、
糖分の多い飲み物をたくさん飲んだりするなど
飲み物には無頓着な方が少なくありません。
以外とカロリーの高い飲み物も多いですが、
ダイエット中はどんな飲み物が
適しているのかご紹介しましょう。
飲み物のカロリーを見比べてみましょう
こちらは200mlあたりのカロリーです
牛乳:138kcal
豆乳:117kcal
コーラ:90kcal
オレンジジュース:90kcal
コーヒー(加糖):90kcal
紅茶(無糖):2kcal
ココア:160kcal
ポカリスエット:50kcal
緑茶:0kcal
烏龍茶:0kcal
200mlはマグカップ1杯程度ですから、
思っている以上に高カロリーである
ことがわかります。
牛乳や豆乳はたんぱく質やカルシウムなどの
栄養もとれますので、飲んだ方が良いと言えます。
ですが、飲み過ぎるとカロリーオーバーになります。
ジュース類にはたくさんの砂糖が使われて
いるため、高カロリーなのです。
オレンジジュースや野菜ジュースはヘルシー
なイメージがありますが、ジュースになると
食物繊維やビタミンが含まれないものもあり
ますので、果物や野菜そのものを食べた方が良いのです。
スポーツ飲料はメーカーによってカロリーは
異なりますが、どの商品にもたくさんの
糖分が含まれています。
日常的に飲むのではなく、スポーツの後や
夏にたくさん汗をかいた時だけ、
カロリーの低いものを選んで飲むようにします。
ダイエット中に飲むなら、水とお茶のどっちがいい?
女友達とカフェに行ったり、
仕事中の休憩時間にひとりだけ「水」を
飲んでいるのでは、雰囲気を悪くして
しまいますね。
そんな時は
ココア>牛乳>ジュース>コーヒー>緑茶
なので、1日に1,2杯飲むなら、コーヒーや
紅茶に砂糖やミルクを加えずに飲むのが良いでしょう。
無糖ならコーヒーは8kcal、紅茶は2kcalです。
オフィスで机の上に飲み物を置いて
飲みながらPCで作業をする人も多いでしょう。
そんな場合は、水がBestです。
人々にとって、水分補給はとても重要です。
水分がきちんと補給されないと、
肌がカサカサになったり、便秘になったり
するだけではありません。
熱中症になってしまったり、
血液が濃くなってしまった結果、血管が詰まりやすくなり
脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こすなど、
命の危険もあるからです。
緑茶などのお茶は0kcalなので、
カロリーだけを考えるとダイエットに
良いのではないかと思いがちですが、
カフェインを豊富に含んでいるため、
利尿作用があります。
せっかく摂った水分が体内で十分に使われ
ないので、水分補給には不向きなのです。
水分補給のための飲み物とリフレッシュを
目的とした飲み物をわけて考えるのが得策
と言えます。
水分補給なら、果汁の入っていない
ミネラルウォーターがBestです。
水ダイエットでは痩せない?
ネット上で「水ダイエット」なる言葉が
あることをご存知でしょうか。
「ダイエット中には水の飲み方が大切」
という言葉なのですがいつの間にか、
「水だけ飲めば痩せる」という言葉に
誤変換されてしまっています。
水だけ飲めば痩せるのであれば、
カンタンですから誰だって痩せられますし
地球上に太っている人はいないことになります。
「水だけ飲む」「水を飲まない」
そんなダイエットは間違っています。
ダイエット中は食事量が減るので、
食事から摂れる水分量が減るので、
むしろ水を摂ったほうが良い。
水の飲み方を工夫することで、
ダイエットの効果を高めることが期待できる。
それが正しい考え方です。
完全断食や断水は効果がないばかりか、
身体を壊す危険がありますので
絶対にやめましょう。
水を飲む際の注意点はこちらです。
・水分補給には水がBest。
・水分補給は少なすぎると脱水になってしまい、多すぎると水中毒になってしまいますので、1日に2リットルを目安にします。
・冷たすぎると体を冷やしてしまい、代謝が落ちるので冷たすぎないものを飲む。
・のどが渇いたから飲むのではなく、こまめに飲む。
・食事の前に水を飲むことで、食事の量を抑えることができる。
まとめ
ダイエットを考えているのならば、
食べ物だけではなく、
飲み物のカロリーにも注意が必要です。
水分補給のための飲み物と
リフレッシュのための飲み物と
わけて考えましょう。
リフレッシュのために1日に1,2杯飲む
ならば、無糖のコーヒー、紅茶や緑茶
などのお茶がカロリーが低いので良いでしょう。
水分補給のためには、水がBestです。
水ダイエットという言葉があるようですが、
水だけではダイエットは出来ません。
ダイエットの時は普段より水を多めに飲み、
食事の前に水を飲むと食事の量が抑えられます。
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