年々、紫外線が強くなって一年中
日焼け止めが手放せなくなってきた
という方も多いのではないでしょうか?
日焼け止めに表記されているPAとSPFの
違いや効果を理解されないで、数値が
高いからと何気なく購入している方が
ほとんどだと思います。
今回は、そんな日焼け止めのPAやSPFの
違いや効果や選び方のポイントなどを
ご紹介していきたいと思います。
PAとSPF。その違いとそれぞれの効果
PAとは
Protection Grade Of UV-Aの略です。
紫外線A波から肌を守ることの出来る強さを
表しています。
UV-Aは肌の深くの真皮まで届き、
肌内部に活性酸素を作り出します。
するとコラーゲンやエラスチンも崩壊して、
肌を黒くしたり、シワやたるみの原因に
なります。
ですので、美白対策を徹底したい方は
PAの値が高い日焼け止めを選ぶと良いです。
また、曇りや窓ガラスを通り抜けやすい
性質を持っているので室内でもしっかり
UV-A対策が必要になってきます。
PAは[PA+] [PA++] [PA+++] [PA++++]の
4段階で表示されます。
+の数が多いほどUV-Aを防ぐ効果が
強くなります。
SPFとは
Sun Protection Factorの略です。
紫外線B波から肌を守ることの出来る強さを
表しています。
UV-Bは肌の表面が赤くなったりする
炎症を引き起こしたりします。
肌表面に発生した活性酸素はメラニン色素を
つくり、色素沈着してシミやソバカスの原因
になります。
SPFは「1~50」の数値で効果を
表しています。
この数値は紫外線を浴びてから肌が炎症を
起こして赤くなるのでの時間を何倍長く
することができるかという目安になります。
SPF1=約20分~25分
と言われています。
ですので、SPF20ですと
20分×20=400分=6時間40分
日焼け止めの効果があるという事になります。
数値が高ければいいわけではない? 生活場面によって使い分けを
PAとSPFについての効果を理解出来ると、
どちらの数値も高い日焼け止めを選んで
しまいがちです。
ですが、PAとSPFの数値が高いほど
実は、肌への負担も大きくなります。
ですので、生活場面によって使い分けるのが
オススメです。
大まかな目安
PA++/SPF20
室内での生活、少しの買い物、洗濯物を干す際など
PA++~PA+++/SPF20~30
屋外での1~2時間過ごす場合のスポーツや散歩や通勤
PA+++~PA++++/SPF50
晴天時に長時間屋外でのスポーツやレジャーやプールなど
どれを選べばいいかわからない場合は
PAとSPFの数値が低い日焼け止めを選び、
何度か塗り直すのが一番効果があります。
まとめ
日焼け止めのPAとSPFについて
ご紹介させていただきました。
いつも日焼け止めを使っていても意外に
知らない方も多かったのではないでしょうか。
生活の場面で使い分けることによって
肌の負担も減って美白&美肌への近道に
なりますのでぜひ試してみて下さい。
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