ストローマグに黒いカビが生えているのを見つけ、
不安にかられた経験のある人が多いと思います。
カビに気がつかずに赤ちゃんに飲み物を与え続け、
なんらかの健康被害があるのではないかと不安に
怯えます。
この黒カビには弱点があり、カビの中では比較的処理
しやすいカビでもあります。
そこで、この黒カビの特徴を紹介しましょう。
次に、ストローマグの具体的な洗い方をお話しします。
その際に、必ずしなければいけないことがあるので
守るようにしてくださいね。
また、市販されている塩素系の漂白剤の使用についても
注意点があります。
さらに、どのようにしても黒カビが取れない場合の手段も
お話しします。
黒カビとは?
便利なストローマグですが、カビが生えるという
おおきな問題があります。
特に、ストローとパッキン部分に黒カビが発生します。
しかも、毎日しっかりと洗っているにもかかわらず
黒カビが生えます。
ですから、黒カビが生えているのを知らずに、
そのストローマグを使って赤ちゃんに飲み物を与える
ということになります。
そして、その事実を知って健康被害がないかと不安に
かられます。
そんな事態が生じないようにするために、
どのようにすれば良いのでしょうか。
実は、ストローマグに黒カビが生えるのは
汚れが落ちていないからです。
この黒カビは、カビ毒を発生させることは
ありませんが喘息やアレルギーの原因に
なるとされているので注意が必要です。
幸いなことに、黒カビは消毒剤にも弱く、
耐熱性もないので処理し易いカビなのです。
ですが、奥深くに菌が入り込んでしまった場合は
根絶することが難しいカビでもあります。
ストローマグの洗い方
まず、ストローマグをパーツごとに分解して
洗いましょう。
特に、ストロー部分とゴムパッキンの部分は
丁寧に洗います。
100円均一ショップで販売されている
ストローマグ用ブラシセットにはストローの中を
洗えるブラシとゴムパッキンを外した部分を
洗えるブラシがついています。
食器洗い用スポンジでストローマグを洗うと、
油がストローマグに付着してしまうので
小さめのスポンジをストローマグ用に準備します。
汚れがひどい時は、重曹酢水でのつけおきを
お勧めします。
そのやり方は、ぬるま湯1リットルに重曹と酢を
大さじ2ずつ加えます。
その中に、分解したストローマグをつけ置くと
カビの汚れが浮き出てきます。
市販の塩素系漂白剤は、1歳を過ぎた赤ちゃんに
使うようにしましょう。
洗剤などを使いたくない場合は、60度以上のお湯に
10分間以上つけておくとカビが死滅します。
但し、お湯の温度が下がらないように注意してください。
また、ストローの除菌をおこなう際にはストロー内の
空気を抜くのを忘れないようにしましょう。
どうしても、パッキンの黒カビがとれない場合は
パッキンを新しい物に換えましょう。
まとめ
ストローマグに黒カビが生えるのは、汚れが残って
いるからです。
この黒カビは、比較的処理がしやすいカビではあります
が根絶させるのが難しいカビでもあります。
そこで、ストローマグをパーツごとに分解して
ストローマグ用ブラシなどを利用して洗いましょう。
また、汚れがひどい時にはぬるま湯に重曹と酢を入れた中に
分解したストローマグをつけ置きすると汚れが浮き出てくる
ので洗い易いです。
それでも気なる場合は、60度以上の熱湯で消毒するという
方法があります。
市販されている塩素系漂白剤の使用は1歳以下の赤ちゃん
には避けておく方が無難です。
黒カビ処理を確実なものにするには、カビの生えたパッキンなどの
パーツを交換することです。
赤ちゃんの使うものは清潔にしておきたいと思うものですが、
栄養分があるところにはカビは付き物ですから用心しても
盲点はあるものです。
漂白剤などを使うのも不安なので、できれば夕食の後片づけの
際に必ず熱湯消毒をすることを習慣づけると良いですね。
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