待ちにまった赤ちゃんが産まれたと思ったら、
毎日の育児に振り回されてストレスいっぱいなママも
少なくない事でしょう。
こんなイライラは一体どこから来るのでしょうか?
今回はアメリカの小児科医たちDr.Shu, Dr.Raabの
意見を聞いて、アドバイスを受けてみましょう。
私の赤ちゃんが泣き止まない!
「特に赤ちゃんが夜泣きするとイライラしてきて、
すごい自分の血圧上がってる感じがするくらい
キレそうになります。」
などという悩みは良く聞きます。
赤ちゃんはあなたの子宮の中で10ヶ月の間、
とても心地良くあなたの鼓動を聞きながら
過ごしてきました。
それがいきなり世の中に出てきたのですから、
不安な事ばかりです。
産まれたての赤ちゃん特に生後3ヶ月までは、
赤ちゃんが泣く時は何かを訴えていると思って
ください。
赤ちゃんはまだ喋れません。
だから泣く事によってあなたに
「お腹減ったよ〜」
「オムツが気持ち悪いよ〜」
「寂しいよ〜」
などと喋りかけているのです。
産まれたばかりの赤ちゃんの場合は、
赤ちゃんが泣いた時は良く注意を払って欲しいと
思います。
いつも目を離さず、出来ればたくさんのスキンシップに
心がけましょう。
それに赤ちゃんを育てる時は夫婦で助け合いながら、
育児する事が一番大切です。
特に夜、赤ちゃんが泣く時はママとパパで交互に
お世話をするようにしましょう。
そのためには赤ちゃんが産まれる前に、
パパがオムツ替えやミルクを与える練習を
しておく事が大事になってきます。
赤ちゃんの育児をする上で、ママだけに
しわ寄せがくるのは間違っています。
よくよく夫婦で話し合って、夜の育児パターンを
決めましょう。
時々赤ちゃんに怒鳴ってしまって、あとで後悔する
「赤ちゃんがなぜ泣いているのかわからずに
イライラして、時々怒鳴ってしまう事もあります。
そしてあとで悪かったなぁと後悔するのです。」
これも育児中のママに多いパターンです。
まず赤ちゃんの人生を80年とみて、それを1つの
大きなパイと考えてみましょう。
その80年の一個のパイのうちに今の1年は、
どれだけの厚さのスライスになるでしょうか?
とっても薄いスライスになると思います。
あなたの赤ちゃんの人生のほんの小さなスライスの時間を
ママとして母親として、少し我慢できる事は出来ませんか?
約束します、あとで考えると「良い思い出」になりますから。
今度赤ちゃんに怒鳴りたくなったら、
この80年のパイを思い出してみましょう。
赤ちゃんと一緒に寝なさいって言われるけど、 昼寝できない!
「たくさんの小児科医やセラピストたちは、
寝不足のママたちに”赤ちゃんが寝ている時に、
あなたもお昼寝しなさい。“と言いますが、
私は昼寝ができないたちなのです。」
という声もたくさんあります。
このような時に試して欲しいのは、
赤ちゃんが昼間寝た時にあなたの周りのテレビや
携帯などを全部オフにして、お部屋もカーテンを閉めて
できるだけ暗くします。そして目を閉じて深呼吸
してみてください。
気持ちを落ち着かせて20分〜30分横になるだけでも、
頭が安らぎストレスが和らぎます。
少しでも眠れれば良いですが、30分以上昼寝すると
かえって頭がボーっとして、スッキリしない事が
あります。
ですのでもしお昼寝できたら、30分以内にとどめて
おきましょう。
妊娠中に体重が増えてしまったけど、 エクササイズの時間がない
「妊娠中にすごく太ったけど、毎日忙し過ぎて
エクササイズする時間もない!自分で鏡見てたら
イライラするんです。」
このような意見が多いのも事実です。
育児中は本当に分刻みで色々としなければならない事が
ありますね。
そんな時期に1日40分〜1時間のエクササイズをしたり、
ジムに行ったりする暇はないでしょう。
毎日の育児中に10分間その場歩きしてみようとか、
10分間スクワットしてみよう、
10分間ストレッチしてみようなど
1日のうちに少しずつエクササイズをしただけで、
もう30分エクササイズができています。
一度に1時間しようとするから無理なのです。
歯磨きをしながらスクワットするなど、
自分で時間を有効に考えエクササイズに使っていきましょう。
育児も家事もって、うまくできない!
「育児だけでも大変なのに、家事もしなきゃならない
と思ったらパニックになってイライラしてくるんです。」
まずあなたはスーパーマンではありません。
全てをこなそうと思わない事です。
赤ちゃんが産まれたら完璧な主婦やママになる!
という気持ちをギブアップしましょう。
何年か前に「Let it go」という歌が大流行しましたね。
そうです、この歌のように
「あきらめよう」「これで良いの」と思う事です。
食事は宅配に切り替えたり、食器洗いを買ったり、
家族にでもプロにでも誰かに頼む事を学びましょう。
そうする事で時間に余裕ができて、
赤ちゃんにイライラする事が減ってくるのです。
まとめ
以上、アメリカの小児科医たちからの
イライラしているママへのアドバイスを
ご紹介してきました。
・夜泣きの時は、夫婦交代で世話をする
・赤ちゃんの育児は、人生80年のうちの
ほんのすこしの時期だと理解する
・部屋を暗くして、携帯やテレビをオフにし、
30分間目を閉じてみる
・1回10分間のエクササイズでも、
1日に3回すると30分のエクササイズができる
・人に頼む事を学ぶ(let it go)
などを教えてもらいました。
育児中にイライラして赤ちゃんに当たって
しまわないように、これらのアドバイスを
試してみてはいかがでしょうか?
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