冷え性で悩んでいる人が最近多いとよく聞きます。
特に女性は多いそうですね。
私の周りにも冷え性で悩んでいる女性友達の悩みを
よく聞きます。
最近では、寒い冬だけではなく、
夏に冷えを感じる人も増えてきたそうです。
冷え性を治すには、どうすればよいのでしょうか？
毎日の生活で「冷え」を改善するために、
できることはあるのでしょうか？
冷え性の原因って？
冷え性を改善するには、
まずは原因を調べることが大切。
調べてみたところ体が冷える原因は
いろいろとあるようです。
冷える理由としては、
まず体内で熱が作れないことが
挙げられるそうです。
1日のエネルギー消費のうち、
基礎代謝が６０～７０％を
占めています。
体の部位ごとに基礎代謝を分けると、
３８％を筋肉が占めているというのです。
体重に対する筋肉量は、男性が約４０％、
女性は約３６％ということです。
だから女性の方が冷え性は多いのですね。
しかも女性はダイエットをしたりする人も多いので、
筋肉量が減り、ますます冷え性に傾いてしまいがちです。
次に、作られた熱が全身に届かない場合。
その原因は、自律神経の
バランスの乱れが考えられるとのこと。
バランスが乱れると、
血流が滞り全身に熱が送られなく
なってしまいます。
その原因は、不安やストレス、寝不足
などが考えられます。
また、夏にエアコンの効いた寒い室内と
暑い屋外を出入りして、血管が収縮したり
拡張したりすることでも起こるそうです。
また、食べ過ぎも冷えの要因として
考えられるとのこと。
食べ過ぎると消化のために血液が胃腸に集まってしまい、
熱産生量の多い筋肉やほかの器官への血液供給が
減ってしまうとのことです。
「腹八分に病気なし」という言葉がありますが、
本当にそうですね。
高脂肪で甘いスイーツ、塩分の多い食べ物は
つい食べ過ぎてしまいますが、
冷え対策のためだけでなく健康維持のためにも
なるべく控えたほうが良さそうです。
3番目に考えられる原因は、
体内の熱が逃げやすいという場合です。
よく、健康のために
「1日2リットルの水分を補給しましょう」
という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、
これは汗をかいたり排尿したりして水分をちゃんと
排出している人のこと。
血流が悪くて体が冷えていると、
汗をかきにくくなります。
汗をかかないと、
水分が十分に排出されないので、
体に不要な水分がたまり、
冷えやすくなってしまうのです。
２リットルの水を飲むことを鵜呑みにして
水を飲んでいると、体のむくみだけでなく、
「冷え」にも影響するそうです。
また、皮下脂肪の量も問題です。
脂肪には断熱効果があります。
しかし、筋肉とは異なり脂肪には
血管がほとんどないので、
熱が加わってもその熱が全身に伝わりにくい
ということです。
効果的な対策方法
冷え性の原因を振り返っていくと、
日常生活で改善できることはかなりありそうです。
バランスの良い食生活、適度な運動、
夜ふかししなないような健康的な生活、
とごく当たり前のことが「冷え」の改善にも
とても大切なようです。
筋肉量を減らさないためには、適度な運動が必要ですが、
何もジムに行ったりして運動しなくても、勤務先の１駅手
前から歩き、通勤の往復では階段をできるだけ使う、など
毎日少しずつの積み重ねでも筋肉量は増えます。
また、ストレッチ、エアロビクス、ホットヨガなどは、
冷え対策だけでなく健康にも良いとのことなので、
寝る前にストレッチするのもいいかもしれませんね。
腹式呼吸や質の高い睡眠も冷え対策に効果的とのことです。
そして３８～４０度のぬるめのお湯に１０～２０分程度
つかって体を芯から温めましょう。
お湯につかって全身の血行を良くし、
新陳代謝を促進すると、体温が上がります。
筋肉をつけるために、過度なダイエットは控えて、
魚やお肉などのタンパク質を取りましょう。
よく言われるのは低脂肪高タンパクの鶏肉のささみの部分。
タンパク質をとって適度な運動を心がけましょう。
また、なるべく温かいものを食べて、
冷たいものを控えるといいかもしれませんね。
冷たいものを食べると、
体が内側から冷えてしまうので、
より冷えを促進させてしまいます。
野菜なども、サラダで使う生野菜より、
人参、ごぼうなどの根菜類が
体を温める効果があるそうです。
特に生姜は体を温めるために、
積極的に日頃の食事に採り入れると良いそうです。
まとめ
冷えを放っておくと、血流が悪くなり、肩こり、足の痛み、
なるべく症状の軽いうちに対処しましょう。
家でできることも多いので、
少しずつでも日常生活にとりいれるといいですね。
でも、あまりに冷えがひどいようなら、
何かの病気の原因にもなりかねません。
早めに病院を受診することが重要ということです。
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