ダイエットをしたいと思っていても、
仕事が忙しくて残業が多く
帰宅時間も遅いとなれば、手間のかからない
簡単な方法はないかと思ってしまいます。
テレビでも取り上げられていた
絆創膏ダイエットについて調べてみました。
絆創膏ダイエットは効果ある!?
絆創膏ダイエットとは、
東洋医学の「気・血・水」の理論に
基づいたダイエット方法です。
東洋医学は人間の体が持っている
自然治癒力を活かした治療法で、
「気」とは生命エネルギーのことで、
気が体内で停滞したり乱れることによって
様々な不調が引き起こされると考えられて
います。
気が通る道を「経絡(けいらく)」といい、
経絡上にある要所をツボといい、
経絡とツボを刺激することで気の流れが
スムーズになって様々な不調が解消され、
ダイエット効果があると言うものです。
ダイエットに効果があるとされる
ツボをご紹介しましょう。
中極(ちゅうきょく)
おへそから指4本分下にある押すと痛い部分。
ここを起点として下向きに引っ張るように
絆創膏を貼ります。
三陰交
くるぶしから指4本分膝よりにあるツボで、
くるぶしから膝に向かって引っ張って貼ります。
血海(けっかい)
膝の内側、皿から指2本分
腰寄りにあるツボで、
膝から腰に向かって引っ張って貼ります。
絆創膏でツボを刺激することで、
気の流れを良くして基礎代謝がUPし、
結果として痩せることが期待されています。
絆創膏ダイエットは、かぶれてしまうことも!?
テレビ番組では絆創膏ダイエットに参加した
10人のうち9人の体重を落とすことが出来ました。
しかし、ただ絆創膏を貼るだけで、
体重を落とすことが出来るのなら
ケガや病気で絆創膏やテープを貼る必要があっても
うっかり貼ると体重が落ちてしまうことに
なってしまいます。
誰にでも当てはまる方法ではないですし、
体重が落ちたこと=ダイエット成功と
考えるのは間違いのもとです。
健康的な体になって始めてダイエット成功と言えます。
体重が減っても不健康では元も子も
ありませんし、体重が増えても
ダイエット成功と言えることもあるからです。
ツボに絆創膏を貼ったままにしておくと、
肌が過敏な人でなくても”かぶれ”て
しまうことがあります。
ですが、絆創膏ダイエットそのものを
否定するつもりはありません。
東洋医学は西洋医学とは考え方や治療法が
異なりますが、近年はどちらの
良いところを取り入れています。
内科でも漢方薬を処方してくれる病院もありますね。
経絡やツボを刺激することで体調が
よくなることがあるからです。
絆創膏ダイエットと同じ理屈の
ダイエット方法はたくさんあります。
足裏湿布ダイエット、ツボ押しダイエット、
着圧レギンスやくつ下も同じ理屈だと思われます。
万人に当てはまるダイエット法があれば、
それひとつだけが知れ渡っているでしょう。
風邪薬もたくさんの種類があるのと同じです。
そう考えるとダイエットと風邪対策って似ていますね。
誰もが一度は悩まされるが、特効薬がなく、
対処療法がたくさんあって、いろいろと
やってみるが万人に当てはまるものはない。
ゴールが”健康な体を取り戻すこと”と
言うのも同じです。
普段からの食生活と基本的な
規則正しい生活が重要なところまで似ています。
そう考えるとダイエットも風邪対策も
”自分に合った方法を見つける”
ことが正解と言えそうです。
まとめ
絆創膏ダイエットとは、
東洋医学の「気・血・水」の理論に基づき、
気の通り道である経絡(けいらく)と
経絡上にある要所のツボを刺激することで
体調を整え、代謝がUPすることで、
体重が減る方法だと考えられます。
絆創膏をずっと貼ったままにしておくと、
かぶれてしまうこともあります。
誰でも当てはまる方法ではないと言えます。
また、ダイエットは風邪対策と
共通点が多いように思います。
自分に合った方法を見つけて、
健康的な体を手に入れることを目標にしましょう。
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