温泉卵をたくさん作っておけば、
お酒のつまみや、おかずにもできるので
時短料理ができますが…
自家製温泉卵は市販のものより
賞味期限が短いのが難点です。
とは言え捨てるのはとてももったいない事です!
温泉卵が冷凍できるなら、
賞味期限も多少は伸びてくれるハズなのですが、
冷凍した温泉卵って食べられるのでしょうか。
ぶっちゃけた話そのまま食べるには解凍をしても、
食感がパサパサになってしまい食べにくいのは
事実です。
でも煮物などに使えば、だし汁を吸って美味しく
食べる事ができます!
(この時点で温泉卵ではなく煮卵風になってしまいますが)
自家製温泉卵をたくさん作ってしまったら
そのまま解凍して食べるのではなく、
何か一手間かけ調理して食べると良いでしょう!
温泉卵は冷蔵庫で保管も可能か?
何もわざわざ冷凍しなくても、
温泉卵は火を通しているから
冷蔵庫に保管しておけば大丈夫じゃないの?
そう思われるかもしれませんが、
実は自家製温泉卵は冷蔵庫で保管しても
2、3日しかもちません。
火を通しているとは言え、卵自体は半生な状態です。
これでは完全に火を通したとは言い切れませんよね。
家庭にある冷蔵庫も開けたり閉めたり頻繁にするので
一定温度を保ってくれてはいないのです。
しかし市販の温泉卵の賞味期限は2週間程度もちます。
それは作り方の違いがあるため2週間も保存が効くのです。
市販の温泉卵の作り方としては
65度~75度のお湯に30分ほど漬け込んでおくので
食中毒の危険があるサルモネラ菌はほとんど
死滅してくれます。
ですので、ら市販の温泉卵を常温保存したとしても
サルモネラ菌が増殖する事はありません。
ですが自家製温泉卵の場合、市販のものと違った
作り方をしたりするので、大量に作った場合
冷蔵庫に保管するよりも、冷凍庫で保管した方が
安全そうですね。
じゃあ、65度~75度のお湯に30分ぐらい
漬け込んでおけばいいんじゃないの?と安易に
考えてしまいますが、自宅のキッチンと温泉卵を
作っている工場とでは衛生管理も全く違ってきます。
これではサルモネラ菌の格好の餌食となります。
それに65度~75度のお湯を30分間
一定温度で保つ方法もなかなか難しいそうです。
まさか圧力鍋で作るわけにもいきませんしね…。
温泉卵の上手な保存方法
自家製温泉卵を上手に保存するにはかなりの
苦労が必要となります。
まず作る段階で、苦労が発生します。
家庭で美味しい温泉卵を作るには、
鍋にたっぷりのお湯を沸かし、沸騰したら火を止め、
おたまなどを使って卵を優しく優しくお湯の中に
入れて10分程放置しておくと出来上がります。
ただ、実際卵を優しく慎重に鍋に入れても
ちょっとした衝撃で殻にヒビが入ってしまう
ことが多いです。
卵をあらかじめ冷蔵庫から出して
常温に戻しておくと、殻のヒビを防いでくれますが、
全て成功するとも限りません。
ヒビが入ってしまった温泉卵は
すぐに食べないとサルモネラ菌が増殖してしまい
食中毒にかかってしまう可能性が大きいです。
食べる順番としては
ヒビ入り温泉卵(すぐ)
→ヒビなし温泉卵を殻付きで冷蔵庫に保存したもの(2、3日以内)
→食べきれなかった殻付きで冷凍庫で保存したもの(4、5日いない)
というのが妥当な順番です。
ちなみに殻付きで冷凍した場合、
殻まで凍りついた温泉卵を剥くのは大変ですが、
冷蔵庫での長期保存が難しいので
これだけは仕方がない事です。
頑張って剥きましょう。
これが自家製温泉卵の
一番上手な保存方法かと思われます。
まとめ
温泉卵を一気に作れば、
毎日温泉卵三昧と思って大量に作っても
2、3日しか冷蔵庫での保存が効きません。
美味しく温泉卵として食べたいのであれば
食べきれる量だけ作り、なにか他の料理にも
活用しようと考えているなら、
冷凍保存をして自家製温泉卵を作りましょう!
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